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JR 西日本が現場にビジネスチャット導入、まずは3000アカウントから

外回りや店頭、工事など現場で使えるビジネスチャットとして実績を積むLisB社の「direct(ダイレクト)」(参考:現場主義のビジネスチャット「direct(ダイレクト)」の躍進)。スマホやタブレットベースの単なるコミュニケーションツールではなく、業務改善ができるアプリとして高い評価を得られている(ドン・キホーテの成長に不可欠なビジネスチャット、CEOが明らかに)状態です。

そんな「direct」ですが、LisB社は本日2017年5月11日、西日本旅客鉄道株式会社(以下 JR 西日本)に提供することを明らかにしました。導入は2017年6月1日から。当初は3000アカウントからスタートし、順次拡大するとのことです。

駅係員がタブレットで利用

目まぐるしく動く交通網の現場。JR 西日本では現場のコミュニケーションを改善したいという課題があり、それに対し「社員間の連絡、他の駅との情報共有手段として、現場の状況を画像やチャット形式でリアルタイムで共有して、迅速な対応ができるようにdirectを活用していただきます。」(LisB社 代表取締役社長 横井太輔 氏)とのことです。

独自開発のチャットボットを導入することも念頭に置いているとのことで、今後、現場をどのように変えていくか注目されます。

【関連URL】
・directメッセンジャー
https://direct4b.com/ja/index.html
・現場主義のビジネスチャット「direct(ダイレクト)」の躍進
http://techwave.jp/archives/direct-as-hands-on-bizchat-is-surging.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 シリコンバレーのものが無条件に流行る傾向のある日本。IT業界ではslackユーザーが目立つようになっているが、ほとんどがIRCの代替で旧態依然とした状態。むしろ、directを導入している、各産業の現場の方が進んでいるという状況。特に交通網という膨大な情報が行き来するだけでなく、遅延やトラブルへの迅速な対応が求められる現場だけに、ITソリューションがどのように貢献するのが興味深い。
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