ミニマルな薄型バックパック「MinZ ThinPack」登場！これはやばい

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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp

1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア（スペイン）の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。

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ノートパソコンやタブレット端末を持ち運ぶ人にとってバッグ類に何を選ぶか重要な問題ですよね。特にバックパック＆リュックは、電車などの公共交通機関等で周りの人にぶつかり迷惑をかける懸念もあります。しかし出っ張らない薄いバックパックなら心配ないかもしれません。

Tokyo Macが販売を開始した「MinZ ThinPack（シンパック） ミニマムサイズバック for Mac / iPad / PC」は、なんと厚さ約3．8cm（スペック値）。価格はなんと9900円（税別）。ミニマルなバッグを探している人には最高の一品といってもいいでしょう。

ThinPackは2種類、13インチと16インチ用

「MinZ ThinPack」には13インチ対応版と16インチ対応版の2種類が用意されています。ずらっと並べてみるとこんな感じ。差が分かりにくいですが、16インチ版は結構大きい印象ですが、13インチ版になると“これ背負えるかな？”と心配になる小ささです（ちゃんと快適に着用できます）。

左から「Surface Pro 3(12インチ)」・「MinZ ThinPack 16インチ版」・「MinZ ThinPack 13インチ版」・「Huawei P30 Lite」

・13インチ用：幅 約25cm ×高さ 約33.5cm×厚さ 約3.8cm 重さ　約280グラム
・16インチ用：幅 約26cm ×高さ 約39cm ×厚さ 約3.8cm　重さ　約330グラム　

注目すべきはかなり軽く使える点。厚みがなく身体に密着するので、PC本体を背負っていても重さを感じないのがグッドポイント。大きくて重いバックパックで肩や背中を痛めている人にとって、これだけでもオススメできます。

ThinPackにPCを入れてみる

では実際にPCをThinPack本体に収めてみましょう。こではマイクロソフトの「Surface Pro 3」を使います。画面は12インチで厚みは9.1mmという感じ（高さ約201.3mm×幅約292mm×厚さ約9.1mm）

ファスナーを開いて「Surface Pro3」ほか、歯ブラシやペン、名刺の束などをいれるとこんな感じ。PCは背中に密着する側に入れる感じで、まだ若干のゆとりがある印象です。ファスナーは、これで全開状態。反対側までファスナーを引っ張って全部をパカーっと開くことはできません。

ちなみに、16インチの場合は、こんな感じ。12インチの「Surface Pro3」はかなりゆとりがでる感じ。着用感もゆとりがあります。ただ、あまりダブつくとミニマルな使用感が薄れるので、ジャストフィットなモデルを選ぶのがベターだと思います。

また、初回出荷分の限定プレゼントとして、ケーブルやモバイルバッテリー、ハンカチなどをなんでも収納できるネット型収納が同梱されてました。中に挟み込むことでしっかり荷物を固定することができるようになります。これが結構便利

もう一つ初回特典にケーブルなどを束ねられる“タイ”が何本かついてきます。これも地味に便利。あって邪魔になることはないですね。

ThinPackの装着感は？使い勝手は？

「ThinPack」を初めて見たときの不安だったのは“装着感”です。快適じゃなかったり、取り回しに違和感があるようなら使い続けられないな、というとこと。しかし、背中は結構品質の良いメッシュパッドがあり蒸れ防止は完璧。表面はポリエステル100％で防水加工が施されていました。メイン・ジッパーも防水タイプが使われているこだわりよう。全体的に品質がよく、良い意味で裏切られました。

細かい部分ですが、左側のショルダーベルトにはフックとポケットが付いており、鍵やキーホルダー的なものを収めることが可能になっています。

右側のショルダーベルトはバンドがあるだけなのですが、これがヤワくないのでカラビナを着けていろいろ繋げられます。自分は500ｍｌのペットボトルをぶら下げてますが、耐久性的には全く問題ありません。

考え尽くされたThinPackのポケット類

ThinPackを日常するようになって気がつくのが、良い感じに実装されたポケット類。一番おすすめなのが横側下部（装着して右側）にある隠しポケット。

内部は横に長く “長財布”もちゃんと収まる仕様。自分は、一番奥にカード類、手前には頻繁に取り出す折りたたみ財布を入れています。

隠しポケットは背負って立ったまま使えます。ThinPackを背負った状態から左肩のベルトを外し、右側にせり出した状態で、メッシュ地のスキマにこんな感じで収まっています。

着用している状態でどこにポケットがあるかわからないし、背中に密着しているから盗まれる懸念も減りそう。

もう一つ、使用頻度は少ないですが、地味に重要なのがファスナー付き内ポケットです。PC側にファスナーがあり、パスポートなど重要な書類を収めることが可能です。自分は、マスクなどもここに入れています。

まとめ：ThinPackの良い点・悪い点

「MinZ ThinPack」レビューはいかがでしたでしょうか？ 最後の筆者の独断と偏見で良い点・悪い点をまとめてみます。

ThinPackの良い点

・薄くて丈夫でカッコイイ
・軽い装着感
・ミニマルさが気持ちいい

ThinPackの悪い点

・必要最小限のものしか入らない
・見た目で膨らんだりゴツゴツしたりしやすい

以上です。スマートにPCやタブレットを持ち運びたい人にはオススメです。資料や他の機器を収めることはできませんが、使っているうちにミニマルライフ観が出てハマることうけあいです。

【関連URL】
・[公式] ThinPack