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米Facebook傘下でVRデバイスを開発するOculus社は現地時間の2018年9月26日、PCやスマホなどへの接続不要のVRヘッドセットの最新モデル「Oculus Quest」を発表しました。価格は399米ドルで、2019年春に発売する予定です。
同社は2018年5月に廉価版(日本円では2万3800円〜)のスタンドアロンVRヘッドセット「Oculus Go」を提供していますが、「Oculus Quest」は解像度こそ1600×1440ピクセルと同じものの映像の臨場感がさらに高まり、オーディオも改善されたハイエンド仕様になっているほか、両手で持って使える6軸センサーを搭載したタッチコントローラーが同梱されています
ヘッドセットには4つのセンサーによる物理ポジショントラッキング機能が搭載され、現実の世界とVRの境界線が見えにくくなりました。現実の世界で2メートル動けば、VRの世界でも同じように移動できるようになるのです。
また、「Oculus Quest」の発売に合わせて「Vader Immortal:A Star Wars VR Series」を含めた50本の新規タイトルも公開される予定です。
【関連URL】
・[公式] Oculus Quest | Oculus
・[リリース] Introducing Oculus Quest, Our First 6DOF All-in-One VR System, Launching Spring 2019
蛇足:僕はこう思ったッス
日本の量販店や中古店などをみるとPSVRが無残にセールされているのを全国どこででも見るようになった。東京ゲームショウ2018のVRゾーンも拡大傾向にあるとは言いがたかった。しかしながら、2018年5月に発表された廉価版スタンドアロンVRヘッドセット「Oculu Go」はなんと6−7月だけで29万台近く売れたという情報もある(SuperData)には驚かされる。しかし、単なるエンターテインメントのデバイスプラットフォームと考えると、プレイステーションの399ドルと、Oculus Questの399ドル、どっちが楽しめるかというと現時点では判断がつかない。やはりコンテンツの量が不足している。