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「Orée」南フランスの職人が作るおしゃれな木製デバイス 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 木を中心とした自然素材を使用した南仏のデザイン機器ブランド「Orée」が、いよいよ日本でのリアル店舗を期間限定(6月29日(土) ~7月7日(日))で展開する。場所は東京の東銀座。

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 まあ、ともかく写真を見て欲しい。

 これは「Orée board(オリーボード)」と呼ばれる高級クルミ材・メープル材の1枚板を使ったBluetooth接続のワイヤレスキーボード。

 フランスで最も敬意を払われる職工ギルト「Compagnon (コンパニョン)」の称号を持った職人によって一つ一つ手作業で作られている。

 価格は150ユーロ。日本円で(1ユーロ=129円換算)で19350円と手頃。

 カスタマイズも可能で、US・かなの選択はもちろん、キー面の書体や無刻印なども選択できる。

 iPadスタンドとしても使えるレザーカバー(30ユーロ)もおしゃれで、おもわずポチっとしたくなる。



【関連URL】
・Oree Japan | Wood Tech Design 南フランスの職人が作る・おしゃれな木製デザイン機器
http://oree.jp/



蛇足:僕はこう思ったッス
 フランスにも(過去の)日本と同じように「良いものを長く使う」という習慣があるらしく、CEOのJulien SALANAVE 氏は「伝統工芸技術と最新の加工技術を融合させて、回転率の早いIT機器の領域で新しい製品作りをしたい」と考えたようだ。そんなJulien氏は、Apax PartnersやNewbury VenturesでIT領域の投資活動をしてきたコテコテの業界人。技術製品への愛着が、Oreeプロジェクトへとつながっていったようだ。日本でいえば、伝統工芸を0-6歳向け製品に応用する「aeru」さん(リンク先の記事の写真) と類似している面があるように思える。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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