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QRコード決済でお賽銭を払う。QRコード決済先進国の中国では有名寺院でも当たり前の光景となりつつありますが、日本ではまだまだ風当たりが強いと思われているようです。
しかし、世界遺産に登録された栃木県日光市の社寺は、至る所にQRコード決済できるお賽銭スポットが設置されています。中国系の観光客を中心に、楽しみながら利用している様子がみられるのです。
QRコードは、中国のAlipayまたはWeChat Payのみに対応。基本的にインバウンド旅行者で最も多い中国や台湾の人向けに提供されています。
賽銭箱以外にもさまざまなスポットに設置されており、しばしばスキャンする人に遭遇するほどの人気ぶりです。
日光東照宮もQRコードまでは見かけられませんでしたが、入場券をSuicaなどで求める人が列をなしています。
火付け役は寺院
世界遺産のネット活用は、数年前、世界遺産「日光山 輪王寺」が主導して、NTTレゾナントと共にビーコンの実験を行った頃から活発化しています。
日光山輪王寺では、別院である中宮祠の中禅寺立木観音を皮切りにお賽銭を電子マネーやクレジットカードで決済できるように環境を整備するなど中国系の観光客の声を積極的に吸収しています。
【関連URL】
・[公式] 日光山 輪王寺 公式ホームページ
蛇足:僕はこう思ったッス
東京の愛宕神社でもお賽銭の楽天Edy決済が行われていますが、世界遺産では国内初といわれている。QRコードパネルを利用できるのが中国系の旅行者だけというのが残念。台湾の人も多いので、LINE Payなどもぐいぐいいって欲しい。地元民なので欲張ると、できることなら、決済だけでなく、旅前・中・後、そして地域経済も巻き込んだ取り組みをやってもらいたい。