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ネット決済のフリーミアムへ、「spike(スパイク)」それは、手数料0%のオンライン決済【@maskin


[読了時間: 2分]

 Metaps Pte. Ltd.は2013年6月17日、オンライン決済サービス「spike(スパイク)」のクローズドβ版を公開した。

 最大の特徴は、決済手数料が0%であるという点。初期費用や月額費用も無料。一切コストがかからず利用できるサービスなのだ。

 ネット決済サービスといえば、売上3%程度の手数料プラス30円程度のトランザクションフィー(処理ごに発生する手数料)を払うことが一般的。

 Metapsは、さらに、決済リンクをページ等に貼り付けるだで導入できるにすることで、かかるコストをゼロに近づけたい考えで、Metaps 代表取締役CEO 佐藤航陽 氏はこのように説明する。

 「メールやクラウドやアプリケーションのように、この領域も「フリーミアム化」していくと考えてビジネスモデルを組んでいます」。




【関連URL】
・spike(スパイク) – 決済手数料0%のオンライン決済
https://www.spike.cc/?
・[プレスリリース] 決済手数料のかからないオンライン決済サービス 「spike(スパイク)」が限定公開
http://www.atpress.ne.jp/view/36367
・改めて「スマホで世界をねらうために知っておきたい3つのこと」を読んでみた 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51770637.html

蛇足:僕はこう思ったッス
 Square日本参入など、ネット決済は熱い。spikeは手数料などが無料、フリーミアムモデルの先の詳細は今のところ明らかになっていないが、新興国などのECなどへの適用は容易に考えられるが、同種のモデルとして先行するイギリスの「Droplet Mobile Payments | Changing the Way the World uses Money | Droplet」の事例をみると、オンラインのみならずオフライン市場でのO2O的展開を加速するためのエンジンとして活用する可能性もある。どれほどの生長促進力になるかまだ見えないが、かつてホームページ業者が意味のない売り込みを中小店舗にしまくっていた(今も地方では一杯あるけれど)が、より価値のあるリアルxネットの融合を実現するプラットフォームが浸透するのであれば期待できそう。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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