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サイブリッジグループは2017年9月9日、シェアサイクル事業「CYBRiDGE WeCycle(仮)」について2018年中の参入をめ検討開始したと発表しました。
サイブリッジグループはウェブサイトやソフトウェア開発を主力とするも、飲食業や教室などリアル事業にも着手しています。今回のシェアサイクル事業「CYBRiDGE WeCycle(仮称)」のほか、オフィス向けのセグウェイレンタル事業も検討しているとのことです。
シェアサイクル事業については、2017年9月7日にメルカリが「メルチャリ」、2017年9月8日にDMM.comが「DMM sharebike」が“参入検討”という形で参入を表明していました。
両者とも2017年内もしくは2018年初頭とある程度計画した上での“参入検討”という表現を使っていますが、サイブリッジの今回の発表は、ビジネスモデルやアプリなどが固まっているわけではないようです。時期も2018年中という表現に留まっています。
CYBRiDGE WeCycle(仮)について現時点でわかっていること
・2018年中に参入
・駐輪場に設置
・専用アプリ&専用決済システムで利用
・暗号通貨(仮想通貨)に対応
・1~10万円の価格帯で提供するシェアリング自転車オーナーを募集
・スポンサー仕様のシェアリング自転車とする
・オーナーには事業収益の一部を還元
・自転車の台数が確保できたらスタート
(注意:いずれも検討事項として発表されています)
【関連URL】
・サイブリッジグループ
https://www.cybridge.jp
・サイブリッジグループ シェアサイクル事業「CYBRiDGE WeCycle(仮)」の参入検討を開始
https://www.value-press.com/corporation/200
いきなりの検討発表レッドオーシャン状態になってしまったシェアサイクル。ビジネスモデルとアプリ、IoTデバイスがあれば構想は描けるものだけに、各社が考えている勝算について焦点を定めていきたいところ。人口規模と通勤通学などの流動性がある地域であればボリュームは稼げると思うが、自転車通勤通学で莫大な人が流れる地方都市などはこれまで度々駐輪場問題などに悩まされてきたわけで、そこにむやみにシェアサイクルが投入されてもその解決策にはならないばかりか世界各国で起こっているように問題を深刻化することになりかねない。シェアサイクルを求めている地域は確実にあると思うので、ベストな形で参入を検討していってもらいたいと思う。