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Twitterは2018年7月12日、運営側による偽アカウントの大量停止を発表しました。
嫌がらせやスパム、間違っている情報などTwitter上に蔓延する深刻な問題を対応するために、2018年3月から「健全性指標」という数字を掲げ改善策策定に乗り出していました。今回の偽アカウントのロックはその活動の一環ということです。
減少するのは平均して一アカウントあたり「4」
ロックされたTwitterアカウントは、プログラムで自動動作するボットではなく、長い期間活動の形跡がないものや、パスワード漏洩などで乗っ取りの危険があると判断されたものということです。
すでにロックは、実施されており、「この影響で、多くの利用者の皆さんのフォロワー数から平均して4アカウント程度が減少するほか、一部の方はそれ以上のアカウント数がカウントされなくなります」とTwitter社は発表しています。
まずこれで機械的にフォロワー数を増大させる行為は一掃されると考えられ、今後続く出あろうと考えられるTwitterの健全性向上施策の効果に注目が集まります。
【関連URL】
・[公式ブログ] フォロワー数の信頼性を高めるための取り組み
蛇足:僕はこう思ったッス
匿名性はウソやヘイト、フェイクといった表現の暴力の隠れ蓑になることが多々ある。先日のHagex氏殺人事件もその一端だ(参考「福岡スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」(旧大名小跡)で殺人事件、被害者の41歳男性は人気ブロガーHagex氏の可能性 福岡スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」(旧大名小跡)で殺人事件、被害者の41歳男性は人気ブロガーHagex氏の可能性」)。今回のアカウントロックは、シンプルに稼働していないアカウントへの対処に限定されている(それでも一人当たり4フォロワー減少はすごい)ものの、こうした「注目されているぞ」という自他に対する意思表明を回避することは、たいしたことが無くてもバズればいいという問題の根幹にある価値軸を変容させる可能性がある。