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米 YCombinatorといえばスタートアップ支援で有名です。投資も行いますが、彼らが展開する3か月間のアクセラレーションプログラムに参加することはスタートアップ起業家としては憧れと言っても過言ではありません。
そんなYCombinatorがオンラインで受講できる「スタートアップスクール」を2017年4月5日から開始すると発表しました。申し込みは公式サイト「StartupSchool.org」から誰でも行えます。
スタートアップスクールは、YCombinatorのスタートアップ支援プログラムの内容をオンラインでも体験できるようにするものです。
起業家がどうアイディアを得て、どやって素晴らしいプロダクトを組み立てるか、どう成長するか、どうカルチャーを作るか、資金調達の方法は、、などなどスタンフォード大学で行われる有益な講義の30-40%をビデオで聞くことができます。
教壇に立つのは(敬称略)Alan Kay・Jan Koum (WhatsApp)・ Patrick Collison (Stripe)・Steve Huffman (Reddit)・Adam D’Angelo (Quora)・Alex Schultz (Facebook)・Tracy Young (PlanGrid)・Jason Lemkin (SaaStr)・Harry Zhang (Lob)・Dalton Caldwell (YC)・Emmett Shear (Twitch)・Michael Seibel (YC)・ Kirsty Nathoo (YC)・ Vinod Khosla (Khosla Ventures)・ Ali Rowghani (YC)・Jess Lee (Sequoia)・ Aaron Harris (YC)。
また、週一回アドバイスを得られるセッションがあり、Slackとメールによってクラスメート(受講者)との交流も可能です。10週間のプログラムの最後にはピッチイベントも開催されるとのこと。
【関連URL】
・YC’s Online Class (Sign up at StartupSchool.org)
https://blog.ycombinator.com/onlineclass/
創設者Paul Graham氏の理念が生き続けるYCombinator。短期間で起業家を育てあげるプログラムに込められた内容がどれほどのものか体験するいい機会。僕が現地に浸かっていたのは1990年から2000年くらい。ITスタートアップが勃興し(2000年バブルが崩壊した)ていた頃だ。シリコンバレーは街全体が創造にコミットしてる。今はだいぶ様子が変わっていると思うが、日本スタートアップシーン(あるのかどうかわからない感じだけど)との違いは「創造・創出への熱狂」と「エコシステム」の2点。日本にはなく、シリコンバレーにはある。その差はどんどん離れていっているようだ。そういう意味ではこのオンラインプログラムは日本にとってとてもいい機会。誰でも気づき、第一歩を踏み出すことができる。