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ロックスクリーン広告アプリ「PopSlide(ポップスライド)」等を東南アジアを中心に展開しているシンガポールのYOYO Holdings Pte. Ltd.は2015年5月29日、KLabの子会社であるKLab Global、およびグリーベンチャーズ、そして個人投資家を引受先とする第三者割当による資金調達を実施したと発表した。
「PopSlide」は、Android端末のロックスクリーン上にニュースや天気予報、エンタメ情報、各種広告などを表示するサービスで、ロックスクリーンを解除するだけでポイントが貯まる仕組み。ユーザーは、蓄積したポイントと交換する形でモバイル通信料金を入手できる仕組み。
YOYOは2012年10月に、DeNA出身者の2名によってシンガポールで設立。開発拠点をフィリピンに置き、日本人を含む多国籍チームで開発・運営されている。
ちょうど一年前の2014年5月、グリーベンチャーズ、サイバーエージェント・ベンチャーズ、インキュベイトファンドの3社への第三者割当増資により約1億3千万円の資金調達を行ったと発表しているが(「攻める体制が整った」東南アジアで新興国向けモバイルサービスを展開するYOYOが約1.3億円の資金調達を発表【@suni】)、今回の調達により、現在「PopSlide」を提供中のフィリピン、インドネシア、ベトナムに加え、東南アジア・南アジア新興国へと拡大すべく人材調達などを加速させる考え。
詳細は、近日中にお伝えしたい。
【関連URL】
・資金調達のお知らせ | YOYO Holdings
http://yoyo-holdings.com/news-20150529-jp/
・YOYO CEO深田氏のblog
http://fukadayosuke.blogspot.jp/2015/05/blog-post.html
プレスリリースにも書いてあることだが、東南アジア・南アジア(国と地域の総人口は18億人)のインターネット広告市場規模は、2013年の約1,000億円から2016年には約2,000億円まで急成長する見通し」とのこと。この成長スピードこそ、チャンスと考える日本のイノベーターが一定数いる。しかし、欧米はどうか?というと、政治リスクを含め不安定要素を危惧する人がマジョリティであると考えられる。それをフォローする日本人も多い。
YOYOに期待するところは、世界に通用するパワーを持つということ。すでにインドネシアなどでは着実に力をつけてきているわけで、これを一気に18億人マーケットで存在感を出すこと、世界での存在感を出すこと。どんどんブラッシュアップしてもらえればと思う。