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米調査会社IDCの予測によると、2013年にはGoogleのモバイルOSのAndroid搭載スマートフォンの出荷台数がAppleのiPhoneを抜くという。
Android will experience the fastest growth of any mobile operating system. Starting from a very small base of just 690,000 units in 2008, total Android-powered shipments will reach 68.0 million units by 2013, making for a CAGR of 150.4%. Android will benefit from having a growing footprint of handset vendors supporting it and will finish second to Symbian in shipments by 2013.
2008年の69万台から6800万台になる、というんだから急成長だな、これは。無料ということもあるんだけど、無料OSはこれまでにもあったので、やはりGoogleのブランド力、技術力ということになるんだろう。
米Cnetの記事から。
Today, the Symbian operating system, used mostly on Nokia phones, dominates the smartphone operating system market worldwide. BlackBerry maker Research In Motion holds the No.2 spot currently, with Apple in the No.3 spot globally.
The numbers differ in the U.S. market where Symbian has very little market share. In the U.S., RIM is currently the top smartphone operating system provider, and Apple is in the No. 2 spot. Microsoft is in the third position with its Windows Mobile operating system.
ノキアのSymbianが世界トップ。2位はBlackbery。これは電子メール主流の時代からUSのビジネスマンの間で簡単にメールを打てる端末ということで、圧倒的支持を得ていたからなあ。そして3位はiPhone。
一方USでは、1位がBlackbery。2位がiPhone、3位がWindows Mobile。それが2013年には、世界でもUSでもAndroidが2位になるという。この勢いなら、そのうちSymbianも抜くんじゃないか。
出荷台数でiPhoneを抜けば、iPhoneよりもAndroid向けにアプリを開発するアプリメーカーも増えるんじゃないだろうか。iPhoneの強みって、その優れたユーザーインターフェースもあるけど、やはり最大の強みはアプリ数の多さ。10万個もアプリがあってさらにその数を伸ばしている、進化し続けるケータイ、という側面がその強さの最大の理由だと思う。そのiPhoneがあと2年で、王座の地位をAndroidに明け渡すのだろうか。iPhoneの栄光の日々もあと2年か。もちろん魅力的なモバイル機器ではあり続けるんだろうけど。
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