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米Googleは、スマートフォンのカメラを向けるだけで物体の情報を検索できるアプリGoogle Goggles(グーグル・ゴーグルズ)に翻訳機能を搭載したと発表した。海外のレストランでメニューを翻訳するなどの用途に使えるという。利用できるのはAndroidのバージョン1.6以上で、iPhoneでは利用できない。
Googleの公式ブログによると、カメラをかざすことで認識できる言語は今のところ英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語。認識した言語を多くの言語に翻訳できるという。またすべてのラテン語系言語を認識できるように開発を急いでおり、最終的にはラテン語系以外の言語の認識も可能にしたいという。
米search engine landが簡単な動画レポートを提供しているので、下に張り付けておく。
英語を含む5ヶ国語は「認識可能な言語」ということなので、これを日本語に翻訳できるのではないだろうか。アプリはAndroid Marketで既にダウンロード可能ということなので、だれかAndroidケータイをお持ちの人は、ぜひ試して報告してください。【追記:早速@fallline_genius、@xeno_twit、@hiroyoshi、から報告を受けました。Tks。日本語は未対応だそうです】
GoogleはGoogle GogglesをiPhone向けにリリースしないのだろうか。いろいろ調べたが、その部分に関するメディアやブログの記事を見つけることができなかった。9時になったら広報に問い合わせてみようかなあ。でも広報に問い合わせても多分「現時点ではiPhoneアプリはありません。まずはAndroid向けの開発を急いでいます。それ以外の今後の開発計画はまだ公表できません」的な返事しか返ってこないような気がする。
Google Gogglesって楽しそうなアプリ。iPhoneのAppStore向けに世界中の開発者がアプリを開発しているからといって、こうしたアプリを開発し無料で提供できるのって潤沢な資金を持っているGoogleしかないだろう。AndroidケータイとiPhone間の開発競争って、ますます激化している感じ。これでは日本のガラケーは太刀打ちできなくなるだろうなあ。日本のケータイメーカーは戦略を考え直さないといけないのではないだろうか。(関連記事:iPhoneは電子秘書に進化する=AppleがSiriを買収【湯川】)