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米engadgetはAppleに近い筋の話として、AppleがiPhone OSをベースにしコンテンツをクラウド上で管理する次世代AppleTVを開発中であると報じた。GoogleもGoogle TVでテレビの領域に参入したばかり。IT業界の両雄がテレビの領域で激しくぶつかり合うことになりそうだ。
engadgetの得た情報によると、iPhoneOS4、A4CPU、16GBメモリと、構成部品はほとんどiPhoneと同じ。「スクリーンのないiPhone」のようなものになるという。それでもfull 1080p HDの高画質が可能で、価格は破格の99ドル(約1万円)になる見通し。映像コンテンツはAppleTV自体に記憶させるのではなく、インターネットを通じてAppleのデータセンターのサーバーに保管される。いわゆるクラウドコンピューティングだ。視聴するたびにネットを通じて家庭のテレビにコンテンツが送信されることになる。
近く発表されるというが、今のところengadgetの情報だけなのでどの程度信頼できる情報かは不明。しかしAppleはiPhoneOSをいろいろな機器に応用する方針といわれるのでAppleTVに応用する可能性は十分にある。またiPhoneの部品をベースにし、クラウド型にして月額利用料と取る形にすれば、AppleTVの本体自体の価格を99ドルにまで下げることも可能だろう。
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