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TechWaveでは同じテクノロジー系のブログメディアということもあり、しかもテクノロジー系ベンチャー企業を応援するというミッションも同じということでTechCrunch Japanの東京CAMPを応援しています。それで今回もゲストブロガーを引き連れて東京CAMPを取材に行ってきました。まずは前回の東京CAMPも記事にしてくれた野瀬さんから最初の原稿が届きました。【湯川】
野瀬昭良
レイフロンティア株式会社のララスターコレクションを紹介する。
ララスターコレクション(以下、ララコレ)は位置情報+AR(拡張現実)+ソーシャルゲーム、という位置づけのiPhoneアプリケーションである。
iPhoneにより位置情報を取得し、それと紐付けたスポット(観光名所、商業施設、飲食店など)の情報を共有することが、ララコレのベースとなっている。
タイムライン上で友人のチェックインを確認出来るほか、自分がチェックインしたスポットのクチコミ、現在地周辺にいるユーザーとのクチコミの共有も可能。また、ココイク機能により、自分がこれから向かう場所を友人に知らせることも可能。
もちろん、カメラで映し出された光景の中に、様々な情報が埋め込まれたユーザーインターフェースも提供される。
これらの機能を日常生活の中での情報共有や情報検索に使うのが一般的な用途かもしれないが、ララコレを使うと、鬼ごっこ、かくれんぼ、宝探しといったゲームを行うことが出来る。
実際にレイフロンティアでは、5月22日にベータテスターを対象に、渋谷に臆された爆弾を探し出し、暗号を解いて爆弾解除するという(もちろん本物の爆弾ではない)ケームを実施した。このように、GPS情報や地図情報を駆使しながら、人間が実際に自分の足で歩き回るゲームは、ララコレの最も得意とする分野ではなかろうか。
ララコレはセカイカメラなどと同じセグメントに属する、位置情報とカメラをベースとするアプリケーションと捉えることが出来るが、地図上で目的地までのナビゲーションが可能な事、アバター機能を備えていることなどが特徴とのこと。
また、今後の展開として、Twitterとの連携機能を追加する計画もあり、より広いユーザーとの繋がりが実現されそうだ。
ララコレは間もなく提供を開始する予定である。アプリケーションは無料で使用可能なので、まずは友人グループや会社の部署で入手して使ってみてはどうだろう。アプリケーションの性質上、グループで使い始める方が、その良さを素早く実感出来ると思われる。