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米国の著作権法の特例を指定する米議会図書館の著作権事務所は、AppleのAppStore以外のルートで入手したiPhoneアプリをユーザーが使用することは2000年に施行された法律Digital Millenium Copyright Act(デジタルミレニアム著作権法)に違反しないとする見解を発表した。Appleが認可したアプリ以外のアプリを利用する行為は「脱獄(jailbreaking)」と呼ばれ、そうしたアプリは脱獄アプリと呼ばれるが、米国では脱獄アプリの利用はこれで合法となった。
米政府のこの判断を受け、Appleが認可しそうもないアプリを開発しネット上で公開する動きに拍車がかかりそうだ。
ただしたとえ合法だとしても、AppleがOSをバージョンアップすることで脱獄アプリを使用不能にすることは可能。また脱獄アプリを使用することでiPhoneが故障した場合に、保証期間以内であってもAppleは無償修理を拒否することができるようだ。
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蛇足:オレはこう思う
今回の判決でAppleが脱獄アプリユーザーを訴えることができないということが、法的に確認されたというだけのこと。Appleはこれまでも脱獄アプリのメーカーやユーザーを訴えようとはしなかったのだから、何も変わらないような気がする。ただ開発者やユーザーとしては罪悪感なしに開発し使用することができるようになった、ということかな。
今回の判決でAppleが脱獄アプリユーザーを訴えることができないということが、法的に確認されたというだけのこと。Appleはこれまでも脱獄アプリのメーカーやユーザーを訴えようとはしなかったのだから、何も変わらないような気がする。ただ開発者やユーザーとしては罪悪感なしに開発し使用することができるようになった、ということかな。