スピーキング以外はsmart.fmで完璧【大本茂史さんの英語学習法】

Multilingual

 TechWaveの理念、目標である「世界との架け橋になって変革を起こす」に沿って、電子書籍、紙の書籍の両方で英語の勉強法に関する本を出しました。(関連記事:TechWaveは世界との架け橋を目指します : TechWave

 電子書籍のほうは「TechWave英語学習法」、紙の書籍のほうは「iPad英語学習法」というタイトルになりました。

 タイトルは違いますが、中身はほぼ同じです。本のコンテンツの一部をTechWave上で公開していきます。今回は、システム・エンジニアの大本茂史さんの英語学習法をご紹介します。

大本茂史さん(41)報道機関勤務システムエンジニア

 もともと海外で仕事をしたいという希望があったので、勉強を継続しています。といえば聞こえはいいんだけど、なかなか上達しないのでだらだらやっているというのが現状ですね(笑)。社会人になってから「バイリンガル」という英会話学校に半年ほど通いました。授業料は半年30万円でした。その英会話学校はその後、つぶれちゃったけど。

 ネットというか、ITツールを使った英語の勉強は、もう2年くらいやってます。Smart.fmは1年ぐらいで、あとはiPodに英会話のCDを読み込ませて、聞いたりしています。

 Smart.fm.は正直な話、最初はこんなのやっても上達するのかな、と思ってました。


 Smart.fmのいいところは、達成感を得ることが出来ること。単語を幾つ覚えました、フレーズを幾つ覚えました、ということを示してくれるので、ああここまでやったんだなって達成感を得ることが出来る。自分で好きなプログラムを選べて、1つのプログラムで例えば200個単語を覚えれば終了、という形になっています。実際に続けていくと、ある程度、単語を覚えてきたなと実感できます。

 あとSmart.fmには、参加者がコミュニケーションを取れる仕組みもあります。英語で日記を書けるようになっていて、友達になった人と互いの日記を読んで、それぞれの英語の勉強の進捗状況が分かる。励まし合ったり、質問し合ったり出来るんです。

 それに自分で勉強のテーマを決めることもできます。実際の映画をテーマにして、単語とかフレーズを語彙リストとして登録出来る。ほかの人と共有することも可能です。自分が立ち上げたテーマをリストにして、満足感を感じる人もいるかもしれません。Smart.fmは、ゲーム性を持たせているのもいいですよね。Brainspeedという単語の意味を瞬間的に判断してスコアを競うゲームがあります。

 あとはディクテーションもあります。音声を聞いて、それをキーボードで完璧にタイピング出来るまで何度も繰り返す仕組みになっています。オンライン辞書ツールもあります。ブラウザーにブックマークして呼び出すプラグインになっていて、辞書を使いたい英語のウェブページを表示しておいて、このプラグインを呼び出すと、ウェブページ上の単語が解析され、英単語のところにカーソルを合わせると、日本語訳が出る仕組みになっています。カーソルを合わせるだけで、表示されるんです。そうしてチェックした英単語とその日本語訳を、自分の単語リストに登録することもできます。

 Smart.fmで物足りないのは、スピーキングの練習でしょうか。しゃべる機能がないので、他のサービスで補わないといけないですね。私は、例文を自分で口に出して真似るようにはしています。もしSmart.fmに、何らかのスピーキングの機能が追加されれば完璧ですね。英語の勉強はSmart.fm で完結すると思います。

 今は、Smart.fmにスピーキングの機能がないので、最近出たEnglishCentralというサービスを使っています。 EnglishCentralは、いろんな動画がアップされていて、その動画の中にテロップが出るんです。それで、このテロップの中の英語の文章の発音を練習出来るようになっています。この動画の発音を真似て、パソコンのマイクを通じて自分の発音をサイト上に録音すると、それをサイトのコンピューターがチェックしてくれる。カラオケマシンの採点システムみたいなものですね。それで合格点になれば、クリア。無料サービスです。まだベータ(お試し)版の段階ですけど、結構いいと思います。

 あとは、海外のサービスでVoxopopというサービスも試しました。自分の関心のあるテーマの掲示板に音声でコメントを載せているというサービスです。音声によるコミュニケーションサービスですね。英語の勉強のコミュニティに参加しています。参加者の音声が聞けて、その音声でやりとり出来る、留守電チャットのような感じ。非常におもしろいサービスだと思います。

 あとパソコンにキングソフトの辞書(無料)をダウンロードして使っています。それもSmart.fmのツールと同じで、英単語にカーソルを合わせると辞書表示されます。単語登録して、単語帳も作れます。無料なんで、広告が出ますが。

 Podcastは、NHKのワールドニュースを毎日聞いていますね。日本のニュースなんで、日本語で読んだり聞いたりして既に知っていることが多いので、聞いていてもだいたい理解出来る。それに、日本の出来事をどう英語で説明するのかが分かって勉強になります。

 ネット上でスティーブ・ジョブズのスピーチを何度も見たり、聞いたり、読んだりもしています。誰かの真似をすれば上達も早いと教わったので、その題材にジョブズを選びました。2005年のスタンフォード大学の卒業式のスピーチが気に入っていて、これまでに何度も見ました。内容や表現をかなり覚えることが出来てきたと思います。

 発音を勉強するために、「英語耳発音が出来るとリスニングが出来る(松澤喜好著)」という本についてきたCDをiPodに入れて、毎日発音を練習しています。発音出来ないと聞き取れないという考え方の本です。

 iPodは主に通勤時間中に聞きます。

 あとは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」(森沢洋介著)という本も使って勉強しています。日本語の文章を見て、それを瞬間的に英訳し口に出す、という勉強法の本です。この本を見て、瞬間的に英訳する練習を毎朝しています。

 DUO3.0という本も利用しています。CDもついてきていて、例文を使って、語彙を増やす目的で頑張っています。この1冊をマスターすると、2000 語ぐらい覚えることになります。英語紙のDaily Yomiuriも見ています。世界の記事の要約が載っているので、おもしろいですね。

 実感としては、伸びてきている感じがします。いろんな場面で英語が分かるようになってきました。ただ実践の場は少ないのが課題。外国人が集まるイベントでTokyo2.0というのがあるのですが、これに参加したり英語のブログを書くことにも挑戦したいと思っています。

最新情報をお届け

こっちはいろいろ

PAGE TOP
More in iPad, iPad英語学習法, iPhone, TechWave英語学習法, ウェブ, 勉強法, 大本茂史
iPhone3Gには次期バージョンOSよりやはり旧バージョン?=米lifehacker【湯川】
Google対Apple、モバイルの新規登録数多いのはどっち【湯川】

iPadで印刷、企業システムとの連携も=11月に改訂版OS【湯川】
Close