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この画面を見てアバター型の仮想空間「Habbo」やゲーム「The Sims」を彷彿した人も多いだろう。ユーザーが産み出す要素があることからSecondLifeに似ている人もいるかもしれない。これはfacebookと連携した仮想空間「Shaker」の画面。これまでの匿名仮想空間が仮面舞踏会だとしたら、ShakerはFacebookの実名ソーシャルネット上の仮想空間という位置付け。そう説明すると複雑だが、やってみれば簡単、Facebookのデータを活用して楽しく交流できる世界になっている。12日から北米サンフランシスコで開催しているカンファレンスイベント「TechCrunch Disrupt」でプライベートβ版のローンチが発表された。
Facebookを使用していると、知り合いのLifeStream(日常生活における行動あれこれ)が流れてくる。気に入ったものがあれば「Like」をクリックしたりコメントをする。時には、多数の人がその投稿に列を成し、大いに盛り上がることがある。確かにそれがFacebookの醍醐味の一つといっても過言ではないだろう。
Shakerは、人と人が興味関心で集い盛り上がり、交流を深めることを大いに支援してくれるオンラインコミュニケーションプラットフォームだ。facebookアカウントでログインすると、3D空間が表示され、そこで音楽を聞いたり、同じ興味関心を持つ人とネットワーキングすることができる。
筆者も早速体験。入ったのはTechCrunch Disruptの部屋。全てを遊びつくしてないが、壁にユーザーが好きな音楽アルバムのジャケットや映画、TV番組のサムネイルが掲示されていたり、Twitterの投稿がリアルタイムで更新されたウォールなど、色々なしかけが盛り込まれていそうだ。Facebookで仲間とからむのが好きな人なら、この空間の居心地は悪いものではないだろう。
【関連URL】
・Shaker – Where things happen
http://www.atshaker.com/
「SecondLifeもHabboも日本ではボロボロ。仮想空間なんて(笑)」とよくありがちな世論同等に始めは思っていたのだが、よくよく考えればFacebookで日常的に多くの人とからみ楽しんでいるわけだから、見え方が変わり、さらに楽しみの要素が追加されたとなればおもしろくないわけがない。よく吟味されたサービスだと思う。TechWaveルームは作れるのだろうか。日本でも盛り上がるのは必至だと思う
コードも書けるジャーナリスト。イベントオーガナイザー・DJ・作詞家。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら地方で成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。 / ソーシャルアプリ部主宰。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。