コミュニティづくりで人が繋がる場に―著名ブロガーも机を並べるコワーキングスペース「Lightningspot」【本田】

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[読了時間:2分]

 先月から今月にかけ、JR渋谷駅の新南口周辺に注目のコワーキングスペースが相次いで誕生しました。今回はシェアゼロ株式会社が運営する「Lightningspot(ライトニングスポット)」。代表の中川亮さんと、コミュニティ運営をサポートするthe startupの梅木雄平さんにインタビューしてきました。(次回はCo-baです。)

main_logo まず、Lightningspotの施設概要を簡単に説明しよう。JR渋谷駅新南口から徒歩30秒。電源とWifiはもちろん完備され、椅子はあのアーロンチェア。営業支援や士業など専門家のバックアップも図れる。またイケダハヤトさんやlittle_shotaroさん、梅木さんなど認知度の高い若手のブロガー・執筆者も足繁く通っていることで知られる。IT業界を中心に現在約30名以上が会員となっている。
 

コミュニケーションの場としてのコワーキングスペース

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シェアゼロ株式会社代表の中川亮さん

 Lightningspotという名前の由来は、「軽く気軽に、充電、電撃的な出会い」から来ている。

 非常に好立地かつ低価格(施設詳細は記事下部参照)が特徴ではあるが、中川さんはハード面での勝負はしないと力説する。

 「場所の価値(ハードの価値)が下がっている。立地条件は初めのハードルではあるが、大資本が入ってきた瞬間に、そこで戦えなくなる。
コンセプトづくりも大事ですが、そこに誰がいるか。どういうケアやコミュニティがあるのかが重要。そこをやっていくことが結果的にコストを掛けずに価値を出し、人が集まることになる。」

 繋がりを生み出すために行っていることを聞いてみると、


 「まだまだ利用者は固いところがある。昼時や午後3-4時頃、誰かがちょうど入ってきた時に、ブレイクタイムとして声を掛けるようにしている。たいてい誰かの知り合いなので紹介しやすい。そうすべきタイミングかは直感的な部分もあるが、毎日何かしらやっている。」
 「スタートアップ関連の人たちなどは積極的な人も多いが、早く俺を紹介してくれと頭に書いてあるのが見える(笑) 声を掛けたら、待ってましたとばかりに顔を上げてくれる。待ってたんやなー、と。」

 3種類ある席のうち、窓際のカウンターは集中席として基本的には話し掛けない席。中央はコワーキングエリアとして喋りかけられる可能性が高い。奥はカフェスペースとしてディスカッションなどに使ってもらう。狭いながらもゾーン分けをすることで、没頭する作業とコミュニケーションの濃淡をつける工夫がされている。

求められるコミュニティマネージャーの存在

 施設内でのコミュニケーション醸成に気を配っているLightningspotだが、コミュニティとしてさらに強化させるため助っ人が入ることとなった。「ソーシャルアパートメント」で居住者コミュニティの運営を長く経験し、現在はフリーランスとしてベンチャー企業の新規事業のマーケティングを中心に行なっている梅木雄平さんだ。

 なお、梅木さんはネットビジネスに関する考察を主とする非常に優れたブログ「the startup」を主宰し、TechWaveでも一度記事を転載させてもらったことがある。

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シェアゼロ代表の中川亮さん(左)と、コミュニティ運営をサポートするthe startupの梅木雄平さん

 「コミュニテイづくりは重要。シェアハウス業界も色々出てきているが、ソーシャルアパートメントが一歩抜きに出ている。その要因は、コミュニティを運営者がしっかり作っていたこと。ハードの訴求もあるが、例えば実名のインタビューをホームページに載せるなどソフト面での訴求が功を奏した。担当者で物件に色が付けられる。すぐにではないが客の入りさえ変わる。」(梅木)

 一方、中川さんが梅木さんに魅力を感じたのは、きめ細かいコミュニケーションが取れるところだと言う。

 「僕は誰にでもぱっと飛び込めるが、梅木さんはシャイと言うか、そうではない。派手な人は勝手にやれちゃうが、そうでない人こそコミュニティに対するニーズは強いはず。梅木さんはそういう人の気持ちが分かる。」

今後の展開

 運営企業のシェアゼロは、企業内オフィスシェアによる人と企業とのマッチングを行なっている。オフィスシェアからの派生型として、結果としてコワーキングスペースが出来た。株式会社アクロネットがスポンサーとなり、シェアゼロが運営を行っている。

 今後Lightningspotとしては、会員増もさることながら、スポンサー企業も含めユーザーが繋がりそれぞれのビジネスが成立することを目指すことが目標。また、都内にあるコワーキングスペースを行き来出来るワンデーパスをつくりたいとも言う。さらには、全く違うコンセプトのコワーキングスペースや、シンガポールへの進出も検討しているそうだ。

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「Lightningspot」の風景。中川さんらも一ユーザーとして利用している(中央)

     

【サービス概要】
■名称Lightningspot(ライトニングスポット)
■所在地東京都渋谷区渋谷3-27-15坂上ビル7F
渋谷駅徒歩30秒(新南口) 各沿線からは徒歩5分
■URLhttp://www.lightningspot.com
■概要インターネットビジネスに関わる、支える、興味ある人のためのワークプレイス
■特徴 ・クリエイティブな「ワークスペース」と「ミートアップ」の提供
・営業・資金・ノウハウ・設備環境、それぞれ支援企業がスポンサード
■時間平日の10時~19時
■機能・ソーシャルチェックインによる利用状況共有
・会員及び提携先のドロップイン(現金利用)
・充電サポート
■費用・月額3.780円(初期費用10,500円※年内は5,250円)
※住所、電話番号利用は別途

蛇足:私が思うに、
撮影中もコミュニティ運営のアイディアがポンポン飛び出す中川さんと梅木さん。話を聞いているだけでも面白い二人が、どんな舵取りをしていくか楽しみです。
私もちょくちょく顔を出しているので、お気軽に声を掛けてください。水曜日はドロップイン(会員以外の一時利用)も可能だそうです。
著者プロフィール:本田正浩(Masahiro Honda)

写真家、広義の編集者。TechWave副編集長
その髪型から「オカッパ」と呼ばれています。

技術やビジネスよりも人に興味があります。サービスやプロダクトを作った人は、その動機や思いを聞かせて下さい。取材時は結構しっかりと写真を撮ります。

http://www.linkedin.com/in/okappan
iiyamaman[at]gmail.com

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