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みんなで空間を共有して働ける「コワーキングスペース」。東京を中心に日本全国で出店ラッシュが続いている。
フリーランスや士業(弁護士など)のみならず、企業に所属しつつも作業効率向上や就業後に利用する人も多い状況で、日中から満席という施設も少なくない。
快適な作業空間の構築はもはやコワーキングスペース選びの前提となり、図書館を持つ施設や事業支援のオプションなどを揃え差別化を図る段階にまできている。
そんな中、世界的建築家 隈研吾氏によって設計され、2005年に建造されたアパート「THE SCAPE」を再生させたコワーキングスペースがスモールオフィス併設型でオープンした。その名も「THE SCAPE(R)」。
緑豊かな都心のオアシスは創造性にプラスとなる
場所は東京・渋谷駅もしくは表参道駅からゆっくり歩いて15分はかかるエリア。その代わり静かで緑豊か、自転車のセキュリティ付きパーキングスペースも用意されているので、自転車スタイルに以降すれば最高のロケーションかもしれない。
かつ隈研吾氏の骨のある自然と調和した意匠は、そこにいるだけで創造性の源泉に浸かっているような印象を受ける。施設内は4つの個室と4つのコワーキングスペース。コワーキングはフリーアドレス(月額7000円~+共益費など)とデスク指定(月額35000円+共益費など)の部屋がそれぞれ2つある。
そのほか、会議室やパブリックラウンジも用意されており、入居者同士の交流も可能。ラウンジのフロアには庭園があり、天気がいい時はさぞ快適だろう。
プロデュースをしたのは「THINK GREEN PRODUCE」、そして成瀬猪熊設計事務所。元の設計のよさはそのままに、個が集い快適に作業ができるファニチャーを用意するなどの細かい配慮が行き届いた「THE SCAPE(R)」を最低月額7000円(18時から翌6時のプラン)+共益費4000円から利用できるというのは魅力的だ。
【関連URL】
・THE SCAPE(R)
http://www.thescape-r.jp/interior/
栃木県の広重美術館を彷彿とさせる隈研吾氏の意匠は、遠くから見ても「あ、ここだ」と分かるくらいの存在感がある。登記だけの利用も可能だとのことで、僕も自転車駐輪場を合わせて利用したいなと思っているところ。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。宇都宮市在住。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは各種イベント、創出支援、スタートアップ支援に注力。メール等お待ちしております!