「メルカリ ( mercari ) 」の野望 ー 元ウノウ(Zynga Japan)代表、米Rock You 創業者らが仕掛けるコウゾウ社第一号アプリ 【@maskin】

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[読了時間: 3分]

 コウゾウは2013年7月3日、フリーマーケットアプリ「メルカリ」(mercari)をリリースした。Android版がGoogle Playより無料でダウンロード可能となっている。iPhone版も数週間以内に公開予定。

 コウゾウは、Zynga Japan に売却することとなるウノウの元代表 山田進太郎 氏が2013年2月1日に設立した新会社。

 5月14日には米Rock You創業者の石塚亮 氏が経営陣の一人として参画。元ウノウ 副社長で、現在はワンダープラネット取締役CSOの石川篤 氏がアドバイザーとして参加するなど注目されていた。

mercari

 今回公開されたリマアプリ「メルカリ」は、個人間で商品を売買できるマーケットプレースで、スマートフォンのカメラを使い簡単に出品できるようにしたり、購入者はアプリ内でクレジットカード/コンビニ/銀行ATM決済ができるなど、オークションは難しいと思っている人でも使いやすく安全に利用できるのが特徴。

 リリース記念のキャンペーンを実施しており、すべての手数料が無料でご利用できるという(合計売上が1万円未満の場合の振込手数料210円を除く、1万円以上は無料)。


コウゾウのミッション

 山田進太郎 氏が、Zynga Japanを辞めたのが2012年1月。一年超にわたる充電期間を経てのチャレンジはどんな目論見が隠されているのかお伺いした。

 「昨年世界一周から帰国後、何をやろうか考えていて、いくつかあるアイデアの中でもっとも「世界で使われるインターネット・サービス」になる可能性が高いと考えたのが「メルカリ」です。

 メルカリでは、C2C(個人間)の取引をより簡単、安全にすることで、よりなめらかな社会を創ることを最終的には目指します。

 あげますくださいとか、モノだけじゃなくてスキルとかいろいろな個人間取引が考えられれると思っていて、中期的にはC2Cを掘っていきたいと思っているんです」。

 コウゾウ社が掲げるミッションは、ウノウ社と同じ「世界で使われるインターネット・サービスを創る」。

 RockYouを米国で創業し、自ら世界マーケットを開拓。日本参入を手がけてきた石塚亮 氏はコウゾウへの参加について「今までと逆。日本発の世界で使われるインターネット・サービスを創ることを目標にしています」と語る。

 「ファウンダー二人と話をして世界、特にアメリカを創業時から本気で目指しているのを感じたので、ここなら自分のこれまでの日米スタートアップ経験が活かせると思い、世界進出の先陣を切るためにジョインすることにしました」。

 始まったばかりの彼らのチャレンジ。まだまだざっくりとしているが、改めて詳細をインタビュー形式でお伝えしようと思う。



【関連URL】
・メルカリ | Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kouzoh.mercari
・コウゾウ、フリマアプリ「メルカリ」Android版をリリース!
http://kouzoh.com/info/mercari_android/
・株式会社コウゾウ
http://kouzoh.com/


蛇足:僕はこう思ったッス
日本人と代表とするIT分野の起業家で世界マーケットを知る彼らの活動に期待しない人はいないだろう。メルカリは、旧来のオークションやECと同じカテゴリーにあるかというと、長期的には別のカテゴリーもしくはレイヤになるのではないかと感じた。彼らが描く壮大なビジョンをしっかりを受け止めつつ、ウォッチしていきたい。
著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。
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Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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