フランスで流行りつつある店頭棚札へのNFCタギング【@ohsaka】

EUNFC, フランス


[読了時間: 1分]

フランスの大手リテールチェーン、E Lecierc社が国内6箇所の大規模店舗においてNFC機能を活用した電子棚札システムを展開していきますよ、というお話。どうやら、棚札にNFCタグを埋め込む話が盛り上がっているみたいです。

棚札っていうのは耳慣れない言葉かもしれませんが、いわゆる店頭の陳列棚についてる値札のことで、日々必ず見ているあれですね。

 

これまでは目視するだけだった棚札にNFCタグが埋め込まれると、店頭を訪れた買い物客は棚札にスマートフォンでタッチできるようになりますよ、と。それにともない、

 

・その商品に関する詳細な商品情報を取得

・アレルギー関係のアラート

・その人だけのお買い得価格の提示やクーポンなんかの取得

・ショッピングカート機能で積算額の事前確認

・レジ端末にタッチすると簡単決済

 

みたいな便利なサービスの提供が可能になるわけです。こちらのビデオで、ひととおりの流れがご覧頂けるようになってます。

 

蛇足
NFC x リテールのニュースは日々量産されているのですが、ほとんどが決済系で日本人的には今更感満載です。先日のUKスタバの例とかまさに。そんな中で「NFC x 店頭棚札」のパターンは、ハードルの低さに比べてインパクトのある組み合わせかと思います。買い物客が便利になるだけではなく、店舗側としてはそのログを活用することにより店舗オペレーション諸々の最適化につなげられるあたりも魅力的。POSより早く販売情報を取得して欠品防止とか各商品に対する購買動向分析の詳細化とか。サービスベンダー的な視点からは電子棚札システムとしての販売にしないとNFCタグだけではマネタイズ仕切れないんだろうなぁ、とか勘ぐってしまいますが、既設の棚札にNFCタグを貼っていくだけでも、ある程度のことは出来てしまいそうなあたり、NFCタグのDIY性を活かしやすい使い道が個人的には大好きです。 

そういえば、そっち路線を後押しする楽しいツールが日本発で出てました。ファインラベルさんの「NFCスイングPOP」という製品、どんな棚でも即座にNFC対応にしてしまう破壊力に注目してます。

著者プロフィール:Yasuhiro Ohsaka
RFID/NFC ひと筋、10数年? クレスコ・アイディー株式会社にて、業務用途で活用されるRFIDの世界とコンシューマーを巻き込んで拡大するNFCのフィールドを行ったり来たり。個々人がNFCタグを活用して日々の生活を少しずつ便利にする「パーソナルNFCタギング(仮)」の価値を皆様に伝えたくて色々と情報発信してます。
 

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Posted by OhsakaYasuhiro


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