シリコンバレーに次ぐNYで今最もホットなスタートアップへの1ヶ月単独突撃取材 【増田 @maskin】

NewsCAMPFIRE, クラウドファンディング, ニューヨーク, 取材, 江原理恵


[読了時間: 2分]

 「ニューヨークのスタートアップシーンで、日本のプレゼンスを高めていきたい」。

 ボタニカルデザイナーでAtelier REの代表 江原理恵 氏は、そんな思いからNYCの情報を集めていった。

 情報は出したところに集まり、同じ思いに共感する人達からの支援を受け、ついにそれは「自分でニューヨークに行って取材する」という新たな門出につながることとなった。

 彼女は、クラウドファンディングサイト「Campfire」で「シリコンバレーに次ぐNYで今最もホットなスタートアップへの1ヶ月単独突撃取材」というプロジェクトを立ち上げ、2013年9月27日に当初の目標金額である15万円を達成。記事執筆時点で3倍強の47万超を集めることに成功した。

 そんな彼女の想いを、ざっとではあるが紹介したい。
 

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シリコンバレーに次ぐNYで今最もホットなスタートアップへの1ヶ月単独突撃取材

■はじめまして、江原理恵です。

皆さんは、以下のサービスをご存知でしょうか?

tumblr
foursquare
KICKSTARTER
THE HUFFINGTON POST
BuzzFeed
bitly
4chan
Fab
Etsy
GILT
FANCY
WARBY PARKER
BIRCHBOX

これらは全てNYで生まれ、NYに本社を構えるベンチャーです。


■これまでの活動

 約2年前に、世界中の人と一緒にリアルタイムで音楽を楽しめるturntableという大好きなサービスに出会ってから、NYのスタートアップに興味を持っていろいろ調べるようになりました。

 記事や、ブログエントリーのようなものから、twitterやinstagramへの投稿など、そこにいる人達がどういうことを感じ、何を大事にしながら日々を過ごしているのか、tweetや画像を通じて様々な角度から探求していくことにしました。



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 また、翌年には仕事でテキサス州のオースティンで開催されているIT×音楽×フィルムのカンファレンスSXSWに参加する機会があり、そこで最前線で活躍する起業家の話を聞いたり、彼らが何を考え、どうやってサービスを作っているのか直接詳しく触れることができたことで、ネット上でアクセスできる情報だけではなく実際会って話を聞いたり、現場を知ることの重要性を強く感じました。



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 それからしばらくして、DJzというスタートアップのCEOであるSeth GoldsteinとNYでNYのスタートアップエコシステムの構築に貢献しているRRE VenturesのSteve Schlafmanからinstagramでつながったのをきっかけに、コミュニティや主要スタートアップ、資本関係など、NYスタートアップのエコシステムについてある程度全容が把握できるまでになりました。

 しかし、私が2年以上読んでいたような記事やブログは、ほとんど日本で翻訳されることもなく、自分が面白いと思ったスタートアップや経営者、投資家についての情報も日本語で見つけることができませんでした。

 そこで私は自分が調べた情報をスライドにまとめて、SlideShareで公開したところ、予想以上の反響があり、もっと多くのことを伝えられたら、もっと多くの人に役立ててもらえるのではないかと考えました。そのためには、自分がネット上で収集した情報だけでなく実際現地に行って実態を探り、より多くのことをできるだけ正確に伝えられるようにしたいと考えました。




 スライドは、海外のスタートアップや投資に関心のある友人を起点に、facebookやtwitterで拡散されただけでなく、SlideShareでオフィシャルにフィーチャーされて世界中で読まれ、これについて綴ったブログと共に多くの人からいいまとめだったというコメントをいただきました。


■このプロジェクトで実現したいこと

 このプロジェクトでは、現在まだ日本で紹介されていない、特にコマースやコンシューマー向けのネットサービスを作るスタートアップを中心に、そのスタートアップを支えるインキュベーターやVC、メディアなどをできる限り多く訪問し、その成功要因を探ってきます。

 例えばfoursquareやkickstarterなど、多くの場所や文化が混在する大都市NYだからこそ生まれたサービスというのがNY発のスタートアップには多くあると言われており、同じような都市環境である東京で参考になる話がたくさんあるのではないかと思っています。

 今回の取材では、具体的に以下のようなことを目指しています。

・NYのスタートアップの人々が実際どのように働いているか、何人かの1日に密着し、ありのままを伝える。
・アート、デザイン、コマース、メディア、アドテックなど、NYならではのスタートアップにフォーカスして取材を試み、なぜその分野で勝てるのか理由を探る。
・ユーザーの獲得、コミュニティの育成など、サービスの成長のためにどのようなことをやっているかをヒアリングする。
・VCやインキュベーター、コワーキングスペースなど、スタートアップをサポートする場所で、具体的にどのようなサポートを行っているかをヒアリングする。
・日本発のスタートアップが、NYで成功できる方法を探り、キーパーソンを探してくる。


■資金の使い道

今回CAMPFIREにプロジェクトを出してご支援をお願いしたいと考えたのは、この一度きりの機会を最大化したいからです。滞在期間をある程度取ってより深く実態を探り、プロジェクトを公開することで皆さんの協力を得て取材先などの可能性をさらに広げられたらと考えました。

この取材は、10月21日から丸1ヶ月かけて単独で実行します。このプロジェクトを支援していただいた皆さまには、渡航中の現地での活動をCAMPFIREの「活動報告」という項目の中で、随時報告させていただきます。

 皆さまから、ご支援いただいたお金は、自費でカバーしきれない滞在費の一部とリターンの制作費に使わせていただきます。


■リターンについて

・NY取材完全レポート
NYでの取材内容に補足資料やデータを加えて、NYのスタートアップエコシステムと取材したサービスの具体的な成長戦略などをまとめた完全取材レポートを制作します。

・取材動画
江原が面白いと思ったNYスタートアップのCEOや投資家などのコメントやコワーキングスペースの様子や、紙のガイドでお伝えしきれない江原が現場で感じたことなどを動画にします。専用URLからご覧いただけます。

・帰国後の報告会
NYから帰国後、写真と共に取材内容を振り返る報告会を開催します。(2013年11月〜2014年2月末までの間に、50人を超えた場合は2回に分けて開催します。渋谷区の某スタートアップの新オフィスを借りて開催を予定)

・ランチ会
報告会の開催後、3名以下でランチ会を行い、取材内容についてさらに詳しくお話します。(2013年12月〜2014年2月末までの間に都内渋谷近郊のレストランで開催。詳細な日時についてはメッセージでやり取りの上決定。ランチ代はこちらが負担します。)

・講演会
ご希望の場所に訪問してご希望の取材内容にフォーカスした講演を行います。参加していただく方は何名でも構いません。(2013年12月〜2014年2月末までの間に実行。詳細な日時についてはメッセージでやり取りの上決定。都外の場合は交通費をご負担いただければどこでも伺います)

・スタートアップグッズ
取材先から、ステッカーやレアなグッズを購入するかいただいてきます。


江原理恵(えはら・りえ)

ボタニカルデザイナー。1977年生まれ。広島県出身。証券会社、ベンチャーキャピタルを経て、花のデザインとギフト通販を行うREを2005年に設立。数年前からインキュベーターであるインスプラウトやサルガッソーの支援先などを通じてネットベンチャーに関わるようになり、現在はスパイスライフにてソーシャルギフトサービスの開発も行っている。

ネットサービスやNYのスタートアップについての書いているブログ
http://corp.reflower.jp/rieview/

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■最後に

 様々な文化、価値観が混在し、たくさんのビジネスが生まれては消える東京とNYには多くの共通項があると思っています。グローバルな競争環境で果敢に挑戦し続ける人の役に少しでも役に立ちたいと思ってこのプロジェクトを企画しました。はじめてのNYで、正直やってみないと分からないことだらけですが、皆さんの応援を背負って、自分一人では達成できないような結果を持って帰ってきたいと思っています。どうか、ご支援よろしくお願いします。

 








【関連URL】
・シリコンバレーに次ぐNYで今最もホットなスタートアップへの1ヶ月単独突撃取材
http://camp-fire.jp/projects/view/782
・NYと日本をつなぐプロジェクト| RiEVIEW
http://corp.reflower.jp/rieview/2013/09/27/ny_pjt/

蛇足:僕はこう思ったッス
maskin2011009rev.fw新TechWaveは業界や業種、日本全国の地域、世界の国や地域を結んでいく、という強い概念を持っており、江原さんの衝動にとても深く共感しています。TechWaveにはすでにニューヨークカテゴリがありますが、本格的なスタートはまだまだこれから。この取り組みはできる限り支援したいと思いますし、こういう方と一緒にチームで何かやりたいなあと思う次第。
さて、当ファンディングは達成してますが、1か月の滞在となると資金的にはまだまだ不足していると思うので、引き続き支援してもらえればと思います。

それと彼女に「ここを取材してきて!」というリクエストも追ってTechWave経由で受付たいと思いますのでよろしく!

著者プロフィール:TechWave 編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなどほとんど全てのIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ブログCMSやSNSの啓蒙。ネットエイジ等のベンチャーや大企業内のスタートアップなど多数のプロジェクトに関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演している。現在、TechWaveをリボーン中。中長期プランニングやアドバイザリー活動で定評がある。(@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中)
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maskin

Editor In Chief at TechWave.jp
1990年代初頭から国内外のソフトからハードまで50以上のスタートアップ立ち上げを経験。平行して雑誌ライターとして疾走。シリコンバレーでガレージベンチャーに参画後は、ネットエイジを筆頭にスタートアップに多数関与。ブログやSNSの国内啓蒙、ソニーの社内イノベーション事業など関与。直近では通信キャリアのニュースポータルの立ち上げ期の編集デスクとして数億PV事業に育てた後、TechWaveにジョイン。世界最大のIT系メディアであるスペインの「Softonic」に参加後、2016年からTechWave第三章として新興メディアの開発を再スタート。国内最大規模のスタートアップ&B2Bイベント「アプリ博」のオーガナイザー。
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