今回もミクシィの笠原健治さんにお話をうかがった。テーマは「ポータル化」。
- ポータルを意識すると変な方向に進むので、あくまでもコミュニケーションが主体のサイトを目指し続ける
- 結果としてポータルっぽくなっているかもしれないけど、ポータルを目指していくものではない
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共に突き抜ける
コミュニティマーケティングのエイベック研究所の武田隆さんに、コミュニティビジネスの今後についてお話をうかがった。
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今回も国際大学の楠今回も国際大学の楠正憲さんがゲスト。今回は楠さんの生き方についてお話をうかがった。詳しい楠さんのご経歴は、楠さんのブログのエントリ「脱コモディティ化の自分戦略」でお読みください。
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ニューズ・ツー・ユーの神原弥奈子さんが今回のゲスト。神原さんは、企業広報が今、大きく変わろうとしていると主張している。あたらしい広報の形をPR2.0として提唱している。
PR1.0
ターゲットはマスメディア
内容は、新規性、話題性
発表文を一度、記者が書き直して情報発信する
社長や広報担当者など限定された人だけが情報発信者。
PR2.0
ターゲットは消費者、投資家、就職活動の学生
マスメディア的にはニュースではなくても、特定の層に向けた内容
発表文そのものが流通する。企業サイトは、自社メディアに。
あらゆる社員が情報の発信者に。
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価格比較サイト「ECナビ」のソーシャルブックマーク・サービス「人気ニュース」がα版からβ版に移行した。
デザインやユーザーインターフェースもなかなかいいんだけど、おもしろいのはニュース記事を自動的にカテゴリー分けできる機能がついたこと。「はてなブックマーク」ってユーザーがIT系の人が多いためか、人気ブックマークはIT系のものが中心になる傾向がある。僕にはこれでいいんだけれど、IT系以外の人には興味のないブックマークが集まる結果になっていることろがあるかも。「ECナビ人気ニュース」なら、自動的にジャンル分けされるのでIT系以外の人にも使えるものになる可能性はある。ベイジアン理論とかいうものに基づき、統計的にニュースの内容を分析し、自動的にカテゴリー分けするというものらしい。ただどの程度正確にカテゴリー分けできるのかは、しばらく使ってみないと分からない。
あとはユーザーが人力で、同じような記事を関連付けする機能もついた。記者会見などが行われれば、同じニュースが複数のメディアから記事として出ることがある。その結果、人気ニュースのランキングが実際には同じことを取り扱った複数の媒体の記事で埋められる、ということになりかねない。そこでユーザーが記事を読んでみて同じような内容なら、一方のブックマークの見出しをもう一方の見出しにドラッグ・アンド・ドロップすることで、関連付けられるようにしてあるのだ。
グーグルニュースは実質的に同じニュースの記事を、クラスタリングという技術で自動的に1つのグループにまとめるんだけど、ECナビ人気ニュースは人力でグループにまとめるというやり方。僕としては、機械でも人手ででもどちらでもいい。結果がよければ手段は問わない。
ネット上には玉石混交の情報が洪水状態を起こしており、それをどう整理するかが課題だ、といわれる。こうした情報整理、個人的には特にニュース関連の情報整理の新しい試みは大歓迎だ。
しかし先行する「はてなブックマーク」に追いつき、追い越せるだろうか。機能がよくなったのは分かるけど、「はてブ」も今後機能強化をどんどん進めるだろうし。マーケティングや、ブランディングはどうするのだろう。僕は「ECナビ人気ニュース」という名称から、物販に関するニュースだけを取り扱っているのだろうと勘違いしていた。ECナビのブランド力を高めたいのは分かるけど、別ブランドにしたほうがいいように思うんだけど。「powerd by ECナビ」ということで、いいじゃない。
これからも次々と機能強化を図るみたいだけど、ユーザーとして僕の希望を幾つか。自分がブックマークした記事と同じ記事をブックマークしている人のランキングが欲しい。つまり自分と関心領域が非常に近いユーザーのランキングだ。それで関心領域が近いユーザーのブックマークだけを幾つかの基準に基づいてランク付けする。関心領域が近いユーザーのブックマークには高得点をつける、などの基準で、ブックマーク自体をランク付けするわけだ。そして、その上位ランキングをRSSかメルマガか、何かで配信してほしい。それをブログに貼り付けることができれば、自分の趣味趣向に関連するニュースのランキングをブログに表示できる。「ソーシャルブックマークで構成する自分的ニューストップ10」というような感じだ。
引き続きホットリンクの内山幸樹さんにお話を聞いた。今回のテーマは「仮想世界と現実世界」。
・マトリックス世界の中のビジネス
「仮想世界の中で、ビラ配り」(昔の日経新聞での記事見出し)
エージェントスミスにビラ配りをさせる。
・某ITベンダーでの事件。
副社長 「なんとしてもあいつを呼び出せ!」
同僚 「あいつは、年末年始は、ファイナルファンタジーの中のつり
ぼりでつりをしているはずです!」
副社長 「即プレステをセットしろ!」
同僚 副社長室で、ファイナルファンタジーにログイン。
プレステのつりぼりで、同僚に声をかける。
「おい副社長が呼んでるぞ」
副社長室 ジリリーーン。副社長室の電話が鳴る。
・デカルトの思想 「われ思う、ゆえにわれあり」 → 仮想世界での時間は、リアルな時間。
・マトリクスの世界は、既にある。
ザイオンにいるのが、グーグルのメンバー。
マトリクスにいるのが、僕たち。
「内山幸樹氏インタビュー 第4回音声ファイル」
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目指すところはグーグルと同じというホットリンクの内山さん。それではグーグルと今後どう戦っていくつもりなんだろう。
■Google と絡めてホットリンクを語る。
・ITは人間の五感を拡張する。→ 人間はITで進化する。
eg. 携帯は、千里眼、地獄耳に。チャットはテレパシーに。
・人間の網膜が、究極のメディア
・Agent が、究極のメディアである。
・究極のエージェントを提供することが、究極のメディアを握ること。
・将来の広告は、広告自体がエージェント。
受け取ってみたらみたら、「そうそう俺欲しいかも」、と気づかされる。
・対Google
インターネットのこちら側側からあちら側へ。
・産業革命時代の電気コンセントが、脳業の時代のGoogle API。
・ホットラボ。技術力の勝負。草の根TLO。
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