アーカイブ 1月 2007

セカンドライフ参入支援事業の株式会社メルティングドッツの浅枝大志さんに、米国企業の参入事例について話を聞いた。

• ２００６年５月に洋服ブランドのアメリカンアパレルが３Ｄ仮想店舗をセカンドライフ内に設置したのが、企業参入の最初
• シェラトンなどの有力ホテルを傘下に持つスターウッド・グループが２００８年にオープンする予定の「アロフトホテル」の設計プランを基に、仮想ホテルをセカンドライフ内に設置
• 米テレビ網大手ＮＢＣがロックフェラーセンターを再現。セカンドライフ内のスポーツバーでアメリカンフットボールの試合の生放送をストリーミング
• レゴが、組み立て式ロボットの仮想パーツをセカンドライフ内で配布

  「浅枝大志氏音声ファイル①」

   

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　ＰＲ会社大手のWOMCOMの吉田賢さんのお話の２回目。今回は金銭の授与を伴う口コミマーケティングについて。

• メディアバリューの目利き、それへの対価を支払う
• 金銭の授与を伴う口コミは、ニーズがあるので行っているが、口コミの主流は金銭の授与を伴わない口コミに完璧に移った。
• これからは情報価値がなくても広がるブランド体験のプロジェクトを手がけていきたい

「吉田賢氏音声ファイル②」

 

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　ＰＲ会社大手のWOMCOMの吉田賢さんに口コミマーケティングの話をうかがった。吉田さんは、米国の口コミマーケティングのカンファレンスに出席してきたばかり。米国の最新情報を教えてもらった。

• 口コミには２つある。金銭、報酬がある口コミと、ない口コミ。金銭、報酬をもらって書いた記事は広告に当たる。法規制の対象になるだろう。区別が必要。
• 報酬のない口コミ
• ブランド体験をしてもらう。製品を使ってもらう。
• ブロガーの立場で情報を提供する。「改良点を聞きたい」「どうすればいいだろうか」
• 今までのマーケティングの発想は捨てるべき
• 情報価値には、新規性、インボルブメント、信ぴょう性
• 情報価値がなくても、おもしろければ口コミは広がる。メントスとコーク
• 報酬のない口コミが今後の主流に
• 口コミを起こしたあとに、ＰＲ活動し、その後テレビでトドメ
• トレンドセッターは感性のエリート。ほかの人と一緒にされることを嫌う

  「吉田賢氏音声ファイル①」

   

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　株式会社ジップサービスの新谷卓也さんに、セカンドライフ内でのビジネスについてお話を聞いた。

• 日本人向けに土地を分譲。日本語で契約が可能。日本人専用居住区「カレン」は１０日で全２５区画を完売。６０区画の「ハルカ」は準備中から、申し込みが殺到。
• 今は三次元ゲームの経験者が多い
• 欧米企業の先行事例はＰＲ効果狙いが中心
• ロイター通信は、取材拠点
• デルは、３次元で組み立てた仮想パソコンと同じスペックのリアルパソコンを現実のウェブサイトで実際に購入できる
• ＩＢＭはバーチャルオフィス、テレビ会議を利用しているが、その延長線上としてセカンドライフ内での会議のあり方を模索中
• セカンドライフは単なるゲームではなく、ネットの３次元化のとっかかり
• どこかがデファクトスタンダードを取れば、ネットの動画化の次は３次元化の時代になる
• ウィンドウズビスタ搭載のパソコンが普及するころには３次元化の時代が始まる

「新谷卓也氏音声ファイル②」

 

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　セカンドライフの情報だけを取り上げた専門サイト「マグスル」を運営する株式会社ジップサービスの新谷卓也さんにお話を聞いた。

• セカンドライフ内に仮想企業マグスルを設立。マグスルのネット部門が情報サイト「マグスル」を運営、マグスルの不動産部門が日本人専用居住区を開発、という設定。
• 米国トヨタが、仮想自動車を販売。試乗コースも用意。
• アディダスが、アバター用の靴を販売
• 米ＮＢＣ放送が１８個の島を購入。仮想ロックフェラーセンターを建設
• アバター用のブティック、美容院
• テーマパーク（スケート場、ゴルフ場、ボーリング場、シューティングゾーン）

  「新谷卓也氏音声ファイル①」

   

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　セカンドライフ専用講座を開講したデジタルハリウッドの大槻透世二さんにお話を聞いた。

• セカンドライフには教育の分野でかかわる
• 使い方、ビジネス面、操作方法、コミュニケーションの方法などを講義する
• Your world, your imagination
• 翻訳ソフトもユーザーが作成
• 日本人は物の作り方が精細。メーカーのテストマーケティングが当面は主流になるのでは

「大槻透世二氏音声ファイル①」

 

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　会員数が急速に伸びている３Ｄ仮想空間「セカンドライフ」の凄さについて、デジタルハリウッドの杉山知之校長が語ってくれた。

• コンピューターの空間に人が入り込めるようになることを２５年前に実感
• パソコンの高性能化とブロードバンドという環境が整い、ようやく第一段階に
• 蓄積した知恵を自由に組み合わせることが可能に
• 理想の国家を１から作り上げるようなワクワク感
• だれもがリアル社会と仮想空間の間を自由に行き来することが当たり前になる

「杉山和之氏音声ファイル①」

 

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