サンフランシスコのモバイル分析業者Flurryによると、iPhoneのAppStoreへの出品数で、電子書籍アプリがゲームアプリを初めて抜いた。10月は全アプリの2割が、電子書籍らしい。そういえば、ソフトバンク・クリエイティブもいろいろと電子書籍アプリにしているというニュースをどこかで読んだし。
iPhoneのゲームアプリの売れ行き好調が、任天堂業績悪化の一因といわれるんだけど、今度はアマゾンのキンドルの業績に大きな影響を与えかねないかも。アップルが音楽の次に狙っているのが、ビデオの市場で、書籍、新聞の市場にはあまり興味がないという話だけど、アップル自身が興味を持っていようと、持っていまいと、そのアップルのプラットフォームを利用しようというサードパーティは、電子書籍販売に興味を持っているということ。
うーん、恐るべし、アップル。
アーカイブ 11月 2009
サンフランシスコのモバイル分析業者Flurryによると、 iPhone アプリ中毒者が増えているという。
Flurryよると月に100回以上アプリを使う人が8月から9月にかけて急増しているという。同社は、月に100回アプリを利用する人をリ中毒としている。
同社が追跡調査している4000万人のうちの50万人、つまり約1.2%が1月に100回以上アプリにアクセスしている。
でも月に100回というと1日3回強でしょ。僕なんか一日数時間iPhone使ってるんだけど、ほとんどがアプリ使っている時間。 アプリでツイッターして、原稿書いて、メール確認している。中毒どころじゃないな>自分。廃人だな。
iPhone廃人・・・、とほほほ。
うおっ、こういうサービスいいんじゃないかって、以前つぶやいたことがある。別に僕のつぶやきをみてサービス開発したわけじゃないだろうけど、ブログ書くより手軽だし、「今この辺りでいい店ないかな」って探しているときに、ブログなどの長い記事を読む時間もない。
ツイッターのつぶやきくらいが一番いいと思うんだけど。
同サイトによると、
つぶやきたいお店があるかどうか検索してみましょう。 店舗名や、ラーメン、カレー、焼肉といったジャンル、また住所の一部からも検索することができます。
結果は、Tabetieに既に登録されているショップが表示されます。
また、リクルートFooMoo(Web版ホットペッパー)とも連動しているので、
FooMooに登録されているお店もキーワードにヒットすれば表示されることになっています。お店を登録
つぶやきたいお店がTabetieから見つからなければ、 新規にお店を登録してみましょう。 登録は非常に簡単です。 店舗名、住所、ジャンル、もしあればお店のURLを入力するだけで登録は完了です。 登録したらいつでも編集することが可能です。
お店についてつぶやく
お店を発見、もしくは登録したら、いよいよそのお店についてつぶやいてみましょう。 つぶやきの文字数は90文字以内となっています。
つぶやくと同時に自分のTwitterのアカウントにも投稿される仕組みになっています。また、つぶやきはユーザーページにも蓄積されていくのでグルメつぶやきログが作れます。
あとは、モバイルアプリに期待。非常に使い勝手のいいiPhoneアプリやケータイサイトができれば、レストランの口コミメディアとして結構いい線行くんじゃないかなあ。
それと自分のfollowしている人の書き込みを検索できればなおよし。グルメレビューアーのオススメより友人のオススメのほうが自分の嗜好に合ってると思うもの。
Tabetieは @yusukebe 個人によって開発、運営されています
って、早く出資してもらわないと、個人でやってるとすぐ抜かれちゃうよ!
日米でツイッター周辺のやり取りを見ていると、リスト機能でいろいろ盛り上がりをみせている。もうほとんどお祭りだね。リスト数ももう650万を超えているようだ。
http://twitter.com/marshallk/status/5332853472
さてここまでリストが盛り上がってくると、いろいろ思うんだけど、そのユーザーの影響力ってfollower数より、どれだけリストに追加されているか、またそのリストをどれだけの人が利用しているか、によって示されるようになるんじゃないだろうか。
だってこれまでtwitterお勧めユーザーリストなるものがあって、twitterにアカウントを開設したら自動的にfollowするようになっている
人がいて、そういう人たちのfollower数ってとんでもないことになっている。でもそういうfollowerって、試しにtwitterアカウントを
開設したけど、実際はまったく利用していないって人も含まれていたりする。そういう意味では幾つのリストに名前が挙がっているか、それかどういったリスト
に名前が挙がっているかが、その人のインフルエンサーとしての力とみなされるようになるのかもしれない。
ということでマーケティング的な観点から言うと、今後このリスト機能を使ってどのようなサービスが開発され、それによってどのようなデータが取得できるようになるのか、という点が興味深い。
twitterの共同創業者のBiz Stoneさんは自分のブログで次のように語っている。
We’ve
been taking our time rolling out the lists feature to make sure things
go smoothly and developers have a chance to begin experimenting with
our Lists API. For example, TLISTS will provide tools to efficiently
build, measure and distribute Lists, while Listorious hosts a directory
of ‘awesome lists’ on Twitter
リスト機能がスムーズにスタートするように十分に時間をかけて準備してきた。リスト
機能のAPIを使って開発者がいろいろ実験できるようにもした。例えばTLISTSは、リスト作成、測定、配信用のツールを提供するし、
Listoriousは、スゲえリストのディレクトリーを提供する。
これからいろいろなツールやサービスが出てきそうだ。
中でも、このTLISTSというのが気になる。サイトにアクセスしたら、まだ準備中だった。
http://tlists.com/
Tlists – Create, Manage, and Distribute Twitter Lists
Tlists
is a platform for media businesses, advocacy organizations, research
firms and subject-matter experts of all kinds to efficiently leverage
Twitter Lists.
TLISTSは、ツイッターリストを作成、管理、配信する。TLISTSは、メディアビジネス、社会活動団体、リサーチ会社、特定の分野の専門家が、ツイッターリストを効率的に活用するためのプラットフォームです。
どうやら簡単にリストをつっくれて、リアルタイムのダッシュボードで何百というリストを管理し、有力ツイッターアプリにも配信できる、というものらしい。
まあ出来上がってからのお楽しみです。
Listoriousもまだ準備中なんだけど、いろいろ面白そうなリストが集まりつつあるようだ。
アメリカでは実名で情報発信する専門家が多いので、リストも読み応えがありそう。
物書きとしては、絶対に物理キーボードがほしい。そう思い続けてきたので、物理キーボード搭載でandroid搭載のモトローラDroidがアメリカで
発売されるということで、がぜん興味シンシン。手にとってiPhonwと比較できないのが残念なんだけど、アメリカのブログ周辺のDroidレビューとか
を読みまくった。
で、結果はどうだっていうと、TechCrunchJapanのレビューにある通り。ほとんど差はなく、個人的な好き嫌いになる感じ。大きな違いはナビ機能にあるみたいだ。
地図や方向の機能では両者はほぼ
互角だが、音声ガイド付きのいわ ゆるナビ機能になると話は全然違 う。 iPhone 3GSでもGoogle Mapsは使えるが、それには今
のところ音声ナビはない。App Storeにはそのためのアプリ がいろいろあり、お値段は数ドル から99ドルまでさまざまだ。 DroidにもGoogle Mapsはあるが、しかしそれは
ナビ付きのGoogle Mapsだ。そしてこいつが実に すごい。iPhoneのMaps アプリにできることはほとんどで きるし、そのほかのいろんな設定 もできる(交通量を見せる/隠す 、航空写真、Wikipedia の項目、公共交通機関)し、位置 共有サービスGoogle Latitudeをサポート、そ して極めつけは完全無料の音声ガ イド付きナビだ。
というようにナビに対する評価が高いレビューが多い。日本人からすると変な感じがするんだけど、先日シリコンバレー在住のiPhoneユーザー二人と話し
ていたら「iPhoneのGPSがうまく認識しないことがある」って話になった。それは日本でiPhoneを使っていてもそうなんだけど「別にGPSって
そんなに使わないでしょ」て僕が聞くと、「いやアメリカの車ってカーナビついてないからさ、みんなiPhoneをカーナビの代わりとして使うんだよね」と
か言う話。確かにアメリカにはカーナビのない車が多いような気がする。それはカーナビがついていると、窓ガラスを割られて盗まれるからだと僕は思うんだけ
ど、僕の友人でカーナビを売ってる会社のやつに言うと「そんなことはないよ。カーナビ載せてても盗難に遭うことなんてほとんどない。僕なんてずっとカーナ
ビ載せてるけど、窓ガラス割られたのなんて1回しかないよ」。
1回しかないって。
1回あれば十分だよ!
さて、ケータイをカーナビの代わりに使う人がいるとすれば、確かに今回のDroidのナビ機能って、大きなプラスになるのだろう。
で
も日本では関係ないかなあ。ケータイのナビはどこまでいってもケータイのナビ。やっぱりカーナビ専用機のほうが使い勝手はいい。しかしカーナビの地図のソ
フトは陳腐化する。4年も同じ地図ソフトを使っていると、地図に載っていない道路やお店が結構増えてきた。地図ソフトだけを買い換えようと思ったら、約2
万円もする。高過ぎる。もし日本のカーナビの地図ソフトの更新版がこれからも2万円以上もして、一方でandroidケータイのナビの性能が向上すれば、
ひょっとするとナビ目的でandroidケータイを買うかもしれないなあ。
物理キーボードも欲しいし。と思っていたら、最近はiPhoneの画面上のキーボードでも結構上手に入力できるようになってきた。ひょっとして物理キーボードいらないかも。
あとTechCrunchの記事で、メモメモ。アプリ市場の比較について。
両方のストアで長時間過ごした感
想としては、率直に言って、アプ リケーションの揃いぐあいや全体 的な質ではApp Storeが相当上だ。いまのと ころ、どこを見ても、どこから話 を聞いても、大手のデベロッパた ちはAndroidよりもiPh oneのアプリケーションに大き く注力している。 だから量でも質でもiPhone
のリードはとてつもなく大きいが 、Andoroid機がフィーチ ャーフォン(feature phone, 低価格の多機能機)でなく本物の スマートフォンで市場を席巻した ら、そういううんと遠い将来なら 、iPhone App Storeに追いつくかもしれな い。