どうして下がってきたんだろう。もう十分にいろんな領域について書き尽くされたからか、何か内部の問題なんだろうか。日本語版でも同じことが起こっているんだろうか。
アーカイブ 11月 2009
日本では10月22日の「ACCESS DAY 2009」でお披露目されたんだけど(IT mediaの記事)、株式会社 ACCESS とイスラエルの Emblaze Mobileが共同開発した携帯端末向けプラットフォーム「ELSE INTUITION」の試作端末が英で発表された。その後、世界の各メディアの大絶賛ぶりが半端なくすごい。
Folks, today might be the day when you start to notice how ancient our smartphones have become, even if they only came out in last few months.
2,3ヶ月前に出たスマートフォンでさえ、過去の遺物に見えてしまう。
It Came From The Future: The Gorgeous First Else Smartphone
未来からやってきた。ゴージャスなスマートフォン
Made in Israel: the first UI/UX that make me think twice when looking at my iPhone
僕のiPhoneを「微妙」と思わせる最初のUI
Whoever has tried to copy the iPhone interface, even Google/Android, has not come yet with something exciting and different enough.
This phone, created by Emblaze, an israeli company, is the first to make me think that something better is possibleI
例えグーグルのAndroidであっても、iPhoneのインターフェースを真似た社がエキサイティングで斬新なものを出せてこれなかった。Emblazeは、iPhoneよりすばらしいものを作ることが可能なんだと思わせた最初の電話だ。
百聞は一見にしかず。
下の動画を見てください。
すごいね、ACCESS。こんなに大絶賛されるなんて。
ちょうど今日(11月26日)1時半から、創業者の荒川亨氏の「お別れの会」が開催される。荒川さんの業績を、世界が今絶賛していますよ。
ネタもとは Gizmodo
「日本じゃ折り畳み式電話じゃないと主婦には普及しないよ。iPhoneやアンドロイドはキャズムを超えないね」とソニー大好きな同僚が言ってた。まあiPhoneは分からないけど、アンドロイドは折り畳み式電話が出るんじゃないか、と反論したけど、IntoMobileに折り畳み式iPhoneの写真が載っていてびっくりした。
今度は英タイムズが報じている。
The Googlephone promises to be one of the most advanced smartphones, with a large touchscreen display and a processor almost twice as fast as the one powering Apple’s iPhone 3GS. It will probably be the first phone to run a new version of Google’s Android software, codenamed Flan, offering high-speed 3-D gaming said to be as good as that of many handheld consoles.
According to Ashok Kumar, an analyst at Northeast Securities
iPhoneの2倍の速度のプロセッサと開発中のアンドロイド次期バージョンFlanを搭載するという。基本料で通話は全部無料になるみたいだし。
ルパート・マードック紙率いるニュース・コーポレーション以外の新聞社にもGoogleのクローラー締め出しを検討するところが増えてきたようだ。Bloombergニュースが報じている。
Publishers of the Denver Post and the Dallas Morning News may pull some of their stories from Google Inc.’s news site, a move that would emulate News Corp.’s Rupert Murdoch.
こういう動きに発展する可能性は十分にあると思っていた。最初にマードック氏がグーグル締め出しを示唆したときに、ネットの状況を把握している人たちからは「自殺行為とみられていることなのに。にわかに信じがたい」「検索エンジンの重要性をおろそかにしているとは思いにくい。一種のパフォーマンスでは」という声があるって書いた。でも、メディア業界の人って、たとえオンライン事業をやっている人たちでも考え方がネット業界とは違うんだから。
だってネット業界のイベントや会合に顔を出すマスメディア業界の人ってほとんどいないでしょ。見たことないでしょ。マスメディア企業のオンライン担当者でも自分たちをネット業界とは考えていなし、SEOという言葉さえ知らない人は山のようにいる。ほとんどがそうじゃないかなあ。SEOなんて考えたこともない人が、Google締め出すとどうなるかなんて考えるわけないじゃない。
さてグーグル締め出しの動きって、すべての従来型メディア企業に広がるかっというとそんなことはない。断言できる。
こういう動きは、よくあることなんだ。
[もっと読む…] about 新聞業界に広がるグーグルボイコットの波=Denver Post、the Dallas Morning Newsも
発表文から。
インフィニティ・ベンチャーズLLP(所在地:東京都世田谷区)及びRekoo Japan
株式会社(所在地:東京都渋谷区)は、RekooMedia Ltd. (以下 Rekoo)が提供す
るmixiアプリ「サンシャイン牧場」の利用者数が、2009年11月20日に300万人
を突破しましたことをお知らせ致します。Rekoo Media Ltd. が提供するmixiアプリ「サンシャイン牧場」は、2009年8月
に公開され、サービス開始以来、一躍人気サービスとなり、3ヶ月弱で単体のm
ixiアプリとしては初めて利用者が300万人を突破しました。
また、1週間内に利用者の80%以上が再アクセスする大人気アプリケーション
です。「サン牧」、「サンミク」(「サンシャイン牧場」をしている「マイミクシィ
(友達リスト)」)、「サンシャイン語」(日本語訳がおかしい日本語)などの言
葉も生まれ、農場・牧場のゲームを介するマイミク(友達)間の新しいコミュニ
ケーション方法として定着しました。
その結果、11月10日に株式会社ミクシィから発表された「ソーシャルアプリケ
ーション・アワード」のグランプリを獲得しました。10月27日には日本法人Rekoo Japan株式会社を設立し、開発・サポート体制の
強化を行う予定です。インフィニティ・ベンチャーズLLPは、共同代表パート
ナーの小野裕史がRekoo Japan株式会社の代表取締役に就任するなど、Rekooの
日本における事業展開を支援しております。
日本でのサービス開始から3ヶ月たっていない。8割以上のユーザーが1週間以内に再利用するというから、結構面白いんだろうなあ、やったことないけど。
中国のRekooMediaという会社が開発し、日本法人の代表取締役にはインフィニティ・ベンチャーズLLPの小野裕史が就任している。課金に関するトラブルもあったやに聞いているけど、急成長を続けているということは、ユーザーに広く受け入れられているのだろう。
インフィニティといえば、毎年春と秋に札幌と宮崎でインフィニティ・ベンチャー・サミットというイベントを開催している独立系のベンチャーキャピタル。イベントを開催することで人脈ができ、独自の情報が入ってくるのだろう。
イベントは人や情報のハブになるという意味で、オンラインメディアやオンラインコミュニティ同様に一種のメディアである、と僕は考えている。情報は急速に無料に近づくといわれる中で、情報を扱うメディア自体ではなく、メディアの周辺に収益の上がるビジネスを構築しなければならない。それがメディア変革期を通過したあとのメディアのビジネスモデルだといわれる。インフィニティは、イベントというメディアを運営し、イベント運営の成果として成長性の高い企業に出資したり支援したりする機会をだれよりも速く入手できる。そういう意味で、究極のメディアビジネスを運営しているのだと思う。こうした儲け口をしっかりと確立した企業には、メディア自体で利益をあげようという従来型の企業は絶対に勝てないのだと思う。
多くの人が集まりコミュニティー、ソーシャルメディアを形成すれば、いかようにでもマネタイズできるはず。だからマネタイズ手法を考えるよりも先に、人が集まるソーシャルメディアを確立すべき。
ソーシャルメディアベンチャーの経営者や投資家は、そう考えて大胆な投資を続けてきた。一方で、マネタイズ手法が確立してもいないのに、ソーシャルメディアに多額の投資をすることは危険だと考える人たちもいる。
それはそんなものだし、それでいいと思う。1つの事業が儲かるとだれもが考えれば、経営者も投資家も大きなリターンを得ることはない。儲からないと考える人がいるからこそ、成功者が大きな富を手にできるわけだ。
LinkedinがAPIを一般に公開した。
Linkedinはこれまでにも一部企業にAPIを公開してきた。例えばIBMのロータスノーツ上で、Linkedinの人脈を表示し、ノーツ上で人脈のリスト上の知り合いに連絡を取れるようにしていた。Linkedinは本人が現在の勤務先や役職などのデータを更新してくれるので、いつも最新の情報を表示できるわけだ。同様にマイクロソフトとも提携、アウトルックのメールの連絡先にLinkedinのデータを取り込めるようにしていた。
今回APIを公開することで、こうした連携を一気に加速しようというわけだ。具体的には、Developer.linkedin.comというサイトを昨日からオープンし、世界中の開発者がLinkedinのデータを利用したウィジェット開発の支援に乗り出している。
APIを公開することで、プロフェッショナルの人脈というデータを持つプラットフォームとしての地位を確固たるものにしようという考えなのだろう。
Finantial Timesの記事がちょっと話題になっている。
Microsoft has had discussions with News Corp over a plan that would involve the media company being paid to “de-index” its news websites from Google,
ニューズ・コーポレーションがグーグルのクローラーを締め出すことに対してお金を払うという計画について、マイクロソフトとニューズ社が協議している、という話。それで setting the scene for a search engine battle that could offer a ray of light to the newspaper industry.(新聞業界に光が差すことになるかもしれない)って書いてるけど、そんなわけないよ。なに言ってるんだろ、この記事。
幾ら現金をわんさか持っているマイクロソフトだって、窮地に陥った新聞業界を救済できるほどの資金を未来永劫、つぎ込めるわけがない。
[もっと読む…] about Google締め出してくれればお金払うよとマイクロソフトがニューズ社に言ったとか、言わなかったとか
買収金額は明らかになっていない。バナー広告のABテストってものがある。簡単に言ってしまえばABテストは、Aのパターンのバナー広告とBのパターンのバナー広告を交互の表示して、どちらの広告のほうがクリック率がよかったかなどの効果を測定するもの。午前中いっぱいABテストして、午後からは効果のよかったBのパターンだけでいく、とか決めることができるんだ。
ABテストは2種類のパターンの間でのテストなんだけど、多変量解析というのは、2種類どころか、めちゃくちゃ要素を多くして、どの要素の組み合わせで作った広告が一番効果的かを測定するもの。
Googleが今回買収したのは、その多変量解析のベンチャーのTeracent社。