グーグルが、ウェブページの重要度を決めるうえで、有力サイトからのリンクの数を考慮していることは有名な話だが、そうした要素に加えて、ウェブページのロードの速度も考慮すべきかもしれない、とグーグルの中の人が語ったみたい。Mashableの記事。
問題の発言のあったビデオ
We’re starting to think more and more about "should speed be a factor in Google’s rankings?" …A lot of people within Google think that the web should be fast, it
should be a good experience; and so it’s sort of fair to say if you’re
a fast site, maybe you should get a little bit of a bonus. Or maybe if
you have a really awfully slow site, users don’t want that as much.”
グーグルの社員の多くはウェブはもっとサクサク動くべきだと思っているし、サクサク見ることのできるウェブページを作っているところにはボーナスを与えるべきなんじゃないか、と考えている、ということらしい。
こうした発言をするだけでウェブサイトの運営者は、軽いページ作りを目指すだろうなあ。そう考えるとグーグルの影響力ってすごい。グリーンスパン氏が為替に関する感想を述べただけで、為替市場に影響を与えるような感じに似ている。
まあページのロード速度が速くなりウェブ利用がよりサクサクできるようになることは、ユーザーにとってはありがたい話だし、より多くの広告を見てその中から自分が興味のある広告をクリックする率も高まるんだろうと思う。