CESで発表されるって、New York Timesが報じている。テレビにカメラが内蔵されているんじゃなくて、別売りなんだとか。
おっ取材の時間。ごめん、続きはあとで書きます。
【追記】
たいしたコメントもないので、やっぱりやめます。ごめんね。
共に突き抜ける
CESで発表されるって、New York Timesが報じている。テレビにカメラが内蔵されているんじゃなくて、別売りなんだとか。
おっ取材の時間。ごめん、続きはあとで書きます。
【追記】
たいしたコメントもないので、やっぱりやめます。ごめんね。
いや、タイトルのままです。その答えがあってエントリーを上げているんじゃなくて、本当にどうしてかなと思って。だれか分かります?それとも間もなく行われる記者会見で明らかになるんだろうか。
最速レビューを見てみて思うのは、iPhoneとそんなに違わないじゃん、てこと。恐らくモトローラが作った評判のDroidともそんなに変わらないはず。じゃあ今まで通り、キャリア、メーカーに任せておけばいいんじゃね。ハード的に今までのAndroidケータイとそれほど違わないのなら、Googleは何がしたくて、わざわざ自分たちでハードも開発し、自分たちでマーケティング、販売までやろうとしているのか。うーん、よく分からない。
ただGoogleはNexus Oneのサイト上でハードを販売する際に、キャリアを選択できるようにするみたい。
ここにその画面キャプチャがあります。
つまりユーザーにこのサイト上でまず直接購入してもらって、あとからキャリアを選ぶという形。
好きなキャリアを選べるわけだ。日本人にはちょっとピンと
こないかもしれないけど、USでは特定のキャリアの通信状況ってひどいみたい。iPhoneを使っている人の中で、iPhoneのキャリアであるAT&Tの悪口を言う人が結構いて、ベライゾンがiPhoneを出すという根拠のないうわさでネット上が盛り上がったりしている。
昨年末に出張でニューヨークに行ったときに、ニューヨーク在住の同僚がiPhoneを使っていたんだけど、ニューヨークの町のど真ん中を歩きながら通話しているときに、回線が途切れたことがあった。町のど真ん中で、だよ!外を歩いてて、だよ!
IT業界の主戦場が、PCからモバイルへ移行しているのは、もうだれの目にも明らか。そしてマス向けビジネスは、コンテンツの無料化が進む中で広告が主戦場になってきているのも明白。だってOSの有料販売や有料ウェブサービスで戦っていこうとしていたら、Googleが全部無料で対抗OS、対抗サービスを出してくるんだもん。当然今までのレイヤーでは無料に勝てるわけもなく、戦いのレイヤーは1つ上の広告、マーケティングになってしまう。Googleが広告レイヤーで戦っていくのなら、競合社はみんなそのレイヤーで戦うしかないんだ。
Googleが昨年11月にモバイル広告ネットワークのAdMobを7億5000万ドル相当の株式交換で買収するって発表したので、今度はAppleがモバイル広告でどう出るのかなと見ていたら案の定、Quattro Wirelessってモバイル広告ネットワークを買収するって話が飛び出した。
第一報は、Wall Street JournalのAll things Digitalっぽい。今日(5日)にも正式発表があるみたいだけど、2億7500万ドルで買収したもようだ。AdMobの際に、Appleも買収に手をあげていたみたいだから、まあ想定の範囲内か。
5日(日本時間でも6日になるかも)と言えば、Googleが記者会見を予定している日。多分自社開発のケータイNexus
Oneを発表するんだと思うけど、同じ日に発表をぶつけるんだなあ。最近多いね、こういうの。対抗する企業同士が同じ日に会見を行って、相手の発表の反響をトーンダウンさせるって広報戦略。
iPhone3GSで購入できるそうです。僕も買ってみようかなと思ったけど、OSのアップデートが必要なんで、面倒だからやめた。それに一人じゃツマンナイし。だれかこのゲームを一緒にする人がいれば、購入してもいいけど。
IntoMobileによると、撃たれるとiPhoneからブザー音を流れるそうな。撃ったときの写真は保存できるそうです。購入はiPhoneのAppStoreでどうぞ。
IntoMobileによると、USではBrightkiteが初なんだって。日本ではKDDIと博報堂が透視なんちゃらケータイってやってたような気が。あれはARじゃないのカナ。それともまだ実用化されてなかったんだっけ。
Brightkiteは、もうほとんどTwitterクライアントみたいな感じになってるな、最近は。iPhoneアプリの一種で、地図と写真をTwitterに送れたりする。日本でも、僕の友人の一部は割と熱心に使っているけど、まだあまり一般的じゃない。
プライバシー保護の考え方に疑問を持ち始めたのは、数年前のある友人の一言がきっかけだった。
酒の席で「プライバシー侵害はけしからん」というよう論調で語り始めた僕に対して、その若き友人は「どうして?」と無邪気に聞いてきた。「何かばれるとマズイことでもあるの?」「いや別にないけど・・・」「じゃあ
どうしてそんなにこだわるの?」。「・・・・」。
答えが出なかった。そして今でも答えは出ない。
その後、プライバシーの概念は近代になってから発達した、というようなことをどこかで読んだ。近代以前の村落では、基本的に情報は村民全体で共有されていた。プライバシーがない代わりに、人々の間に深いつながりがあった。
近代になって個人主義が発達し、プライバシー保護の考えが広がった。「隣は何をする人ぞ」・・・。東京砂漠という言葉もできた。
情報技術の発達は、いろんな側面で社会を近代以前の状況に戻そうとしているのではないか、という説がある。もちろん単純に後戻りするのではなく、近代を通過する中で失った価値あるものを、テクノロジーを使って別の形で取り戻そうとしているのだ、という考え方だ。
まあ別にどっちでもいいんだけど、両方の意見を聞くことで、自分なりの真実が見えてくることもあると思うので。
論争のきっかけとなったのは、betanewsのJoe Wilcoxさんのブログ。
まだ本当にAppleがタブレットを開発しているかどうかも明らかになっていないのに、みんな騒ぎすぎじゃね、という論調で始まり、需要が存在するかどうかも分からないのに売上予測なんか既に出ているのが信じられない、よくてニッチな市場しかないよ、というトーン。その根拠として以下の3つを挙げている。
1つは、小さいデバイスに対するニーズのほうが大きいということ。2つ目は、ノートパソコンとスマートフォンの間という中途半端な立ち位置にいる、ということ。
3つ目は、ハードウェアのキーボードがないので機能が限定される、ということ。
an Apple tablet — no matter how innovative — faces three distinctive
market challenges: The greater desirability of smaller devices;
overlapping functionality with devices above and below it; and
functionality too limited without a physical keyboard.
ノートパソコンとスマートフォンがあれば、タブレットなんていらないじゃん、という結論。確かに、僕もMac Book
AirとiPhoneは最強のコンビネーションで、この状態にもう1つデバイスが必要かと言えば、要らないと答えるしかない。(でも根っからのガジェット好きだから、タブレットが出れば買うと思うけどねw)
これに対し、有力ブロガーのRobert Scobleさんは、
タブレット型デバイスは既にいろいろ存在するし、ニーズはあるじゃん、と反論している。お店の店員なんかもタブレット型デバイスを持っているし、カーナビもいわばタブレット型パソコン。そのほかにもデジタルサイネージなんかもタブレット型パソコンなんだし、需要は既にいろいろ存在するよ、と指摘している。
でもこれって定義の違いだけの話。Wilcoxさんは、消費者向けのノートパソコンとスマートフォンの中間のデバイスの話をしているのに対し、Scobleさんは、あらゆるタッチスクリーン型のパソコンの話をしている。違う定義で話をしているので、議論はかみあわない。
ただScobleさんは、Wilcoxさんと同じ定義を使っても、タブレットにニーズはあると主張している。
テレビを見ているときに、番組表を表示したり、リモコン代わりになったりするかもしれない。雑誌や新聞を読むシチュエーションでは、ノートパソコンよりもタブレットデバイスを使いたいというニーズはある、というのがScobleさんの意見。
はい、ここまでは、よくある意見の対立。僕の周りでもタブレットって本当に普及するのか、って議論によくなるし、議論の中身はだいたい上のような意見のぶつかり合いだ。
僕自身は、こうした意見の対立にあまり興味がない。Wilcoxさんのようにタブレットなんて必要ないと思う人もいるだろうし、Scobleさんのように欲しいと思う人もいる。社会が多様化していくなかで、人々のニーズも多様化するのは当然だし、好き嫌いがあって当たり前だと思う。それだけのことだ。
僕の興味を引いたのは、実はここから。僕は、今までのコンテンツ消費の形と異なるコンテンツ消費の形を、タブレット型デバイスが作り出すことができるのかどうかに興味を持っている。Appleは、いやSteve Jobsは、タブレットで新しいメディア消費の形を提案してくるのだろうか。新しいライフスタイルを提案してくるのかどうか、ということに興味を持っているのだ。
Googleが1月5日に「Androidに関する記者説明会」を開催するという。独自開発のケータイNexus Oneの発表ではないか、ということなんだが、このNexus OneがUSの一部ブロガーの手に渡ったようだ。米EngadgetとNexusOneBlogがNexus Oneを入手し、そのレビューをそれぞれアップしている。
どちらも待ちに待ったNexus Oneを手に入れたので、少々興奮気味のエントリーになっているが、よく読むとそれほどすごいことが書いてあるわけじゃない。英語の分からない人でもEngadgetのエントリーの中の動画を見れば、だいたいの感じは分かると思う。(下のは静止画。動画はリンク先のページにあります)
もちろんマイナーな改良はあるのだが、これまでのAndroidケータイにない大きな機能の追加というのはなさそう。なんか微妙。
もちろん最速レビュー
なんで、正式発表後により詳しい情報が出てくるのだろうけど。これまでの情報では、なぜGoogleが自らケータイを開発しなければならなかったの理由がまったく分からない。
前回のエントリー「ひと月15万字書く私の方法」を読み返したを書いてから、脳の働きを補完するITツールについていろいろ考え始めた。ちょっと妄想気味。妄想を暴走させ、次のようなことを考え始めている。
- 情報技術の本質は、脳の働きを補完すること、脳の機能の一部を体の外に出すこと
- ITツールを使って脳の働きを補完する人とそうでない人の間に、生産性で大きな差が出るようになる
- 脳の働きを補完するツールの中の情報を公開すると、世界中の人々の脳がつながり始めて、世界が巨大な頭脳になる
すげー妄想w。
でもいずれ、こんな感じのテーマで本を書きたいなあ。
さて、今のところ一般的ビジネスマンの脳の働きの一部を外に飛び出させるようなツールってまだ存在しない。「ひと月15万字書く私の方法」で取り上げられたツール群はかなりいい線行っているけど、これは著述業に最も有効なツール群。一般的ビジネスマンにとってこれらのツールの組み合わせは、著述業の人にとってほど役立たないかも。
その著述業にとっても、これらのツールはまだまだ改良の余地がある。
情報を次々と蓄積し、整理し、それを一覧表示しマインドマップのような図にビジュアライズすることで、新しい知恵を生み出すところまで、1つのツールで一気通貫でできるようになってほしい。この知識作業補完ツール(勝手に名づけてしまった)の中核になるのは、やはりevernoteのような気がする。
僕は長い間、Google Notebookを愛用してきた。必要な箇所をマウスのドラッグで選択し、右ボタンをクリックすれば、当該箇所はもちろんのこと、ページのタイトル、URLまで一発で保存してくれるので、非常に便利だった。
でもGoogleの中の人によると、Googleはこれ以上Notebookに開発リソースを割かないことに決めたんだそうだ。これ以上の進化はないということだ。
その点、Evernoteは進化を続けている。Google Notebookと同様のことはもちろんできるようになったし、英語のPDFは中身までも検索できる。iPhoneアプリも充実していて、撮った写真の中の英語の文字まで認識し検索対象になる。Evernoteはユーザー数が200万人を超えたようなので、これからますますいろんな機能を搭載してくることだろう。脳の記憶の部分を補完するのは、当面の間、Evernoteで決まりだと思う。
今後は、記憶した情報を結びつけ、知恵を生み出す部分の機能も搭載してもらいたいものだ。例えばマインドマップ機能とかを、追加してくれればありがたいのだが。
USのマインドマップのツールの会社Zengobiが同社の製品CurioとEvernoteを連携させている。こうしたツール間連携が進むのかもしれない。まあ脳の機能を補完するツールを1社で独占するよりも、複数の会社が連携する形のほうが健全なのかもしれないけれど。
さて明日からいよいよ仕事始め。しかも独立して最初の稼働日ということで、なんだかワクワクして眠れないので、以前読んだ佐々木俊尚さん著「ひと月15万字書く私の方法」
を読み返した。
以前読んだときは、飛ばし読みしたにもかかわらず、読了するまでに何日かかかったように記憶しているのだが、今回はわずか1、2時間で読み終えたし、しかも身になる読書だったと思う。やはり目的意識を持って読書すると、読書の速度も理解力も増すのだということを実感した。
それはさておき、佐々木さんの仕事の仕方を洗いざらい公開しているこの本はつくづくすごいと思う。物書きを目指す人にとっての、必読書だと思う。
この本の主張は、自分の脳の機能の一部を最新のITツールに代替させる、ということだ。脳の機能の一部を外に出す、ITツールに脳を補助させる、補完させる、という感じかもしれない。
脳は多くの情報を記憶し、整理し、その中から新しい知恵を生み出す。
その脳の記憶と整理の部分を、佐々木さんはアメリカのソーシャルブックマークdel.icio.usと、多機能メモツールのEvernoteというツールに補助させている。佐々木さんは、ウェブページはdel.icio.usで、それ以外の情報をEvernoteに記憶させているようだが、佐々木さん自身が本の中で書かれているように、Mac版のEvernoteはかなりサクサク動くので、僕の場合はEvernote一本にしてもいいのではないかと思っている。しかもEvernoteは英語のPDFファイルの中身の検索もできるようになるなど機能の進化が著しいので、Evernoteはこれからますます脳の記憶と整理の機能を補完するツールになっていくのではないかと思う。しかもMacの検索ツールのSpotlightを使うとMacのインストール版のEvernoteの中身を瞬時に検索してくれるので、非常に使い勝手がよさそうだ。【関連記事:SpotlightとEvernoteで記憶の引き出し強化】
そうして集めた情報を見渡して、それぞれの関係性の中から新しい知恵を生み出すツールとしてマインドマップを使い、それをベースにして文章を書く。佐々木さんはマインドマップの作成ツールとしてMind42を、文章を書くテキストエディタとしてWZ
EDITERを使っているということだが、この本が出て半年立っているので、ひょっとするとほかにもいいツールが登場しているかもしれないと思い、いろいろ探してみた。
こうしたITツールを使ったノウハウ本を読む際に大事なことは、個々のツールをそのまま使うのではなく、そのベースをなる考え方を学び、自分なりのツールを探し出し、自分なりのやり方にアレンジすることだと思っている。特にITツールの進化の速度は速いので、同じ考え方に基づく最新のツールを探すことは大事なことだと思う。
それで見つけたのが、RKDetailDesignというドキュメント作成ツール。まだ使っていないので、どの程度有効なのかは分からないが、以下の説明文を読んで、佐々木さん的な仕事のやり方に使えるのかもしれないと、購入を検討している。
大まかに書かれたドキュメントと詳細を書いたドキュメント、関連ドキュメントなどをプロジェクトウインドウで統合的に管理しながらドキュメントを作成できます。
RKDetailDesignが対応していないファイルもプロジェクトウインドウに登録できるので、関連ファイルを一括して管理することが出来ます。登録時には、アイテムフォルダにコピーするしないを選択でき、コピーしない場合は参照情報のみを記録するので、沢山のファイルを束ねて管理することができます。
また、単純にテキストを書くだけではなく、マインドマップを作成する機能により、情報を整理することが出来ます。
なんだかこの本を読んだおかげで、僕自身も本を書きたくなってきた。「脱ジャーナリスト宣言」をしたことで、「もう本は書かないのですか」という質問をよく受けるのだが、いえ、書きます。ブログの執筆には力を入れるし、今後も著述が自分の仕事の1つの核であることには変わりはありません。ただジャーナリストと名乗りたくない、というだけです。やっぱり本を書くのって楽しい。非常に大変で、その割にそれほど儲からない仕事なんだけど、それでも非常に楽しい仕事です。佐々木さんのやり方を身につければ、本を書くのがより楽しくなるのではないかと思います。
この本を読んで思ったのは、今後ITの進化に伴って、脳の機能がどんどんITツールによって補完されるようになるんだろうなあ、ということ。ITツールを使って脳の働きを補助させる人と、自分の脳にだけ頼って仕事をする人の間には、生産性で大きな差が出てくるのだろうな、と思う。