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あらゆる情報を記録するサービスを提供するEvernoteは10月27日、最新版ソフト「エバーノート4」のWindows版の提供を開始した。アプリは無料でダウンロードできる。
テキストや画像、動画までも記録できるメモサービスEvernote。記録する情報が増加するほどアプリが重くなるなどの問題があったが、同社はプログラム言語C++でアプリを作り直し高速化をはかったという。
共に突き抜ける
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株式会社MM総研(東京港区)は、2010年上期の国内のスマートフォンの出荷台数が223万台を記録したと発表した。2009年通期は234万台だったので、今年前半6ヶ月で昨年1年間と同等の台数のスマートフォンが出荷されたことになる。
2009年度は前年度比113%と比較的緩やかな伸びだったので、今年に入って一気に加速したことが分かる。
今年上期のメーカー別のスマートフォン市場のグラフは以下の通り。
米ロイター通信は、発売が延期されていた白色のiPhone4の発売がさらに来春に延期になったと報じた。米Appleの広報が明らかにしたもので、当初予想していたよりも製造上の問題があったのが理由という。Apple Storeのサイトやアプリ上に白のiPhone4が表示され始めたことから、ブログなどを中心に発売間近との観測が広まっていた。
ロイター通信によるとAppleの広報は次のように語ったという。
“We’re sorry to disappoint customers waiting for the white iPhone again,” 白のiPhoneに関してお客さまを再度がっかりさせることは大変申しわけなく思っています。
その理由については、
white model was “more challenging to manufacture than we originally expected.”当初の予測より製造が困難であることが判明したため
としている。
半導体を1から設計し直すわけじゃないんでしょ。単に白色にするだけなんでしょ。どうしてそんなに時間がかかるんだろう。さっぱり分からない。
先に書いた白のiPhone4がApple Storeアプリにお目見え 発売間近?【湯川】という記事で、読者のみなさんに期待を持たせてしまいました。ごめんなさい。
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ウェブ業界の秩序を根底からひっくり返すといわれるソーシャルウェブの津波。その津波が日本にも押し寄せようとしている。久々の大きな変革を目の前にして、この時期に何をどう考え、どう準備すればいいのか。
TechWave ではソーシャルウェブの領域で日本を代表するビジョナリーを講師に集め、少人数の勉強会を開催します。
参加者には、この勉強会の中での発言をブログやTwitterなどで公言しないという約束で、本音の激論を交わしていただければと思います。
概要は以下の通り。
【講師】
11月25日(木)午後7時〜 原田明典氏(ミクシィ代表取締役副社長)
11月30日(火)午後7時〜 児玉太郎氏(Facebook country growth manager)
12月13日(月)午後7時〜 公文俊平氏(多摩大学教授)
12月20日(月)午後7時〜 湯川鶴章 (TechWave編集長)
【受講料】
15万7500円(税込)
4回の講義と講義後の懇親会の飲食料金を含む
【内容】
講師に1時間講義していただき、その後1時間で徹底議論。1回2時間、計4回8時間のカリキュラムです。毎回講義後に懇親会を開きます。懇親会の参加費は受講料に含まれますが、参加は自由です。
【募集人数】
9人〜15人
【対象】
企業の戦略企画部門担当者、経営者、起業志望者
【締切】
申込締切11月126日(金)
【場所】
東京都内(調整中)
【お断り】
申し込みが多数寄せられた場合、実りある議論にするため一業種一社を基本ルールとし、ソーシャルウェブが最も大きく影響を与えそうな業界の方を優先したいと思います。
【参加意思表明、問い合わせ】
iiyamaman@gmail.com 本田正浩まで。
【無料参加枠】
TechWaveはフリーミアムがビジネスモデルです。無料のブログメディアを運営するために、有料セミナーなどのプレミアム料金イベントを実施するのがビジネスモデルです。
ただプレミアム料金を支払えない熱意のある若者のための無料参加枠を必ず設けるようにしています。議事録係として無料で参加したい方はご連絡ください。(インターンの受付は、申し込み多数につき終了します。10/29)
【お勧めポイント】
ミクシィの原田副社長はFacebookのCEOであるMark Zuckerberg氏と並ぶソーシャルウェブ時代のビジョナリーです。(参考記事:二人のビジョナリーと新しい時代に突入したウェブ【湯川】 : TechWave)
Facebookの児玉氏は多忙のため講演依頼はほとんど断っているそうです。膝を交えて議論する貴重な機会になります。
公文先生は情報社会学の権威で、ソーシャルウェア時代の到来は早い時点で見通されていました。情報社会学的観点から新しい時代の特徴を解説していただきます。
わたしは現在執筆中の「ソーシャルウェブ社会」という本の中から、最新の情報をお話したいと思います。
[読了時間:1分]
Apple関連情報の米ブログTUAWは、Apple StoreのiPhoneアプリのバージョンアップに伴いiPhone4の予約ページに白のiPhone4が表示されるようになったと伝えた。予約ボタンをタップすると「Item Not Available(予約できません)」という表示になるが、白のiPhone4が間もなく発売されるのではないか、との期待が高まっている。
また米ブログメディアintomobileのスタッフがニューヨークで白のiPhone4を持っているApple関係者を目撃し記事にしている。この関係者によると、Apple本社では白のiPhone4を持つ人をよく見かけるようになってきたという。
intomoileによると、iPhone4本体の白色とホームボタンの白色が微妙に違ったため発売が遅れているのだという。
日本のApple Storeにも白のiPhone4が登場していました。
でもまだ売っていないみたい。
[読了時間:5分]
米Amazon.comやFacebookなどの有力IT企業が中心になって、ソーシャル系と呼ばれる技術ベンチャー企業を支援するベンチャーファンド「sFund」を創設した。資金面やシステム面で支援し、ソーシャル系ベンチャーを数多く創出するのが狙い。
sFundは、シリコンバレーの有力ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)が中心になり創設、Amazon、Facebookに加え、ソーシャルゲーム最大手のZyngaが協力する。総額2億5000万ドルをソーシャル系ベンチャーに投資していくほか、Amazonは同社のクラウドコンピューティングのサービスAmazon Web Servicesを提供し、FacebookはFacebookのプラットフォームを提供する。Zyngaは、AmazonのクラウドサービスやFacebookのプラットフォームを利用して成功した経験をもとに、ベンチャー企業を支援するという。
KPCBのJohn Doerr氏は、「今はIT業界にとって第3の時代の幕開けだ」と指摘する。第1の時代は、半導体やパソコンが登場した1980年代から90年代半ばまで。第2の時代は、インターネットの商業利用が広がった1990年代の半ばから2010年まで。そして今まさに新しい時代が幕を切って落とそうとしているという。
[もっと読む…] about いでよ!業界に激震起こすソーシャルベンチャー Amazon、FacebookらがsFund創設【湯川】
米ソーシャルブックマーク最大手のDiggが全従業員の37%をレイオフした。新しいCEOのMatt Williams氏が進めるリストラの一環で、最高売上責任者のChas Edwards氏や最高財務責任者のJohn Moffett氏も退社したばかり。
Diggは2004年創業のWeb2.0の代表的な企業。Diggでブックマークのランキングの上位に表示されると、リンク元のサイトのサーバーがダウンするといわれるほど一時はウェブ上で圧倒的な影響力を持った。Diggの成功を参考に、日本国内でもソーシャルブックマークが幾つか誕生したほどだった。
ところが米国のネットユーザーの多くがDiggではなくFacebookやTwitterといったソーシャルメディアで情報やハイパーリンクを共有するようになったため、急速に影響力を失ったものとみられる。
ソース:Digg’s Turmoil Gives Founder Kevin Rose A Good Excuse To Bail
Another Digg Exec Is Out: Longtime CFO John Moffett Leaves
Digg Cuts Staff by 37%, Loses Senior Executive: Tech News ?
[もっと読む…] about 米ブクマ大手Diggが大規模レイオフ 「Web2.0」から「ソーシャル」に乗り移れず【湯川】
[読了時間:1分]
GoogleのモバイルOS「Android」上のアプリ市場で提供されているアプリの総数が10万個を超えた。Android開発者チームがTwitterで明らかにした。
米Silicon Alley Insiderがまとめたグラフを見ると、Androidアプリ数の成長は著しいのだが、まだまだAppleのiOS上のアプリには及ばない。
[読了時間:5分、「蛇足」含む]
サイボウズ株式会社は、無料コラボレーションツール「サイボウズLive」を自由登録制に切り替えたほかTwitter連携などの新機能を搭載した、と発表した。ビジネスマン向けのSNSへの進化を目指す。
同社のグループウェア「サイボウズ」は、国内の従業員3000人以上の企業の間での普及率約9割を誇る最大手。世界最大手SNSのFacebookの足音が迫る中、サイボウズはグループウェアでの圧倒的シェアを活かして、ビジネスSNSを日本で普及させることができるだろうか。
発表によると、これまで招待制だったサイボウズLiveを自由登録制に切り替え、だれでも利用できるようにした。またこれまでは1グループのメンバー数20人という無料利用の上限を100人に引き上げた。青野慶久社長は「この日のためにサーバーを増強しました。100万人でもきてください」と語る。ただし1グループ100人の無料利用は2012年1月までで、その後21名以上は1ユーザー当たり1月100円の利用料にする計画という。
またメールアドレスを知らない相手でもTwitterのダイレクトメッセージで招待できるほか、サイボウズLive上でTwitterアカウント名を使って知人を検索できるようになった。
[読了時間:2分]
巨人の前を歩くと踏みつぶされる。巨人の肩に乗れー。Apple、Google、Facebookといった世界のIT業界の巨人が乗り出してきそうなサービスを先行してスタートさせても、巨人企業が同様のサービスに後発で乗り出せば簡単に追い越されてしまう。それよりも巨人企業のプラットフォームに乗るほうがいい。これまでそう主張してきた。
しかし巨人の前を歩くのと、肩に乗るのとは、具体的な行為としてはどのような違いがあるのだろうか。それがうまく説明できないできた。
米国の位置情報サービスではFoursquareがリードしていた。そこにFacebookがPlacesというサービスで乗り込んできた。同様のチェックインサービスだ。同様のサービスに乗り出されればFoursquareはひとたまりもないはず。
ところがFoursquareは健闘している。
米Silicon Alley Insiderによると、Foursquareの登録アカウント数は順調に伸びており、このほど400万人を超えたという。300万人達成からわずか1ヶ月半での快挙だ。