[読了時間:3分、「蛇足」あり]
米マイクロソフトがアドビを買収しようとしていると英ロイターが報じた。米ニューヨークタイムズでも、Microsoft CEO Steven A. Ballmerと、Adobe CEO Shantanu Narayenが対談したと報じている。(上の写真は米シリコンバレー地域にあるAdobe本社ビル)
共に突き抜ける
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米調査会社comScoreは、同社初の日米欧モバイル利用調査を発表した。それによると日本はモバイル機器を使ったオンラインメディアコンテンツの利用が3極の中で最も盛んで、ユーザーもほぼすべての年齢層にわたることが分かった。モバイル利用に関しては日本が今だに先行していることが分かる。
ブラウザーやアプリなどでアクセスできるコンテンツやダウンロードされたコンテンツを利用するユーザーの割合では、日本75.2%、米国43.7%、欧州38.5%と、日本が圧倒的に多い。
また年齢別に見ると、米国、欧州では、10代から30代前半のユーザーが最も多いが、日本はほぼすべての年齢層に平等に分布している。携帯電話を中心としたモバイル機器が広く社会全体に既に普及していることが分かる。
日本国内のソーシャルメディアのモバイルユーザー数では、Mixi、Gree、Twitter、モバゲータウンの順。米国ではFacebookがトップだった。
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「いい度胸だ」情報処理学会がトッププロ棋士に挑戦状という記事を書いたのは2010年4月3日。日本将棋連盟は挑戦状を受け、清水市代女流王将との対戦を約束していたが、その対局詳細が判明した。対局日は10月11日、東京大学本郷キャンパスを舞台に13時から始まる。
情報処理学会が準備するのは、なんとIntel Xeon(4コア)プロセッサ搭載のマシン計169台から構成されるクラスターマシン。しかも、最強クラスの「Bonanza」「激指」「GPS将棋」「YSS」という名だたる強力プログラムが合議制で棋士に挑むというのだ。
[もっと読む…] about 本当に「いい度胸だ」 プロ棋士が“四聖獣”クラスターマシンと対局【増田@maskin真樹】
最近は、Ustreamをプロモーションに使う動きも増えてきましたが、効果測定はどうしていますか。
これまで定量的解析は、同時視聴者数やアーカイブの視聴数程度でしたし、肝心のtwitterでの言及に関しても、ハッシュタグからtogetterでまとめるのが精一杯。我々もUstの配信事業を請け負っていますが、効果の検証にはいつも物足りなさを感じてきました。
そんな時に見つけたのが、ソラソル株式会社のUST視聴解析サービス「7レポ」。試しに、先月20日の第6回ジオメディアサミットの中継で使わせてもらいました。
生放送中は、約20分遅れで時間別視聴者数が確認できますが、さらにすごいのが後日送られて来たレポートのファイル。
1分ごとのtweet数と視聴者数の変化が表になっていたり、発言者のフォロワー数とRTされた数からtweetの波及スコアを算出するなど、報告書に載せやすいデータが満載です。
これによると、ジオメディアサミットではリアルタイムの視聴者は少なかったものの、相当多くのtweetがされたことが分かります。ここからは、tweet内容を何らかのツールや手作業で読んでいけば、例えばブランド名に対してどのような言葉が付随されているか分析出来そうです。
視聴者数の簡単なデータは無償提供されるようですが、ここまで微に入ったデータは有料サービス(7万円から)です。企業向けになるかとは思いますが、プロモーション提案にUSTを取り入れる時には、最適のサービスでしょう。
詳しくはこちら。
[読了時間:4分]
FacebookのCEOのMark Zuckerberg氏(26)と株式会社ミクシィ副社長の原田明典氏(35)は、ともにソーシャルウェブの未来を見通せるビジョナリーである。
わたし自 身ソーシャルウェブについての本を執筆中なのでZuckerberg氏のことをいろいろ調べたのだが、同氏は非常に興味深い未来予測を幾つか明らかにしている。そしておもしろいことに原田氏も同じような未来を見ているのだ。
原田氏と会食しウェブの未来について意見を交換したことがある。一般的にはなかなか理解を得られないような未来の話が幾つも飛び出した。そして原田氏の思い描くソーシャルウェブの未来は、実はZuckerberg氏の思い描く未来とほとんど同じなのだ。Zuckerberg氏の発言の幾つかを原田氏に教えたり、原田氏がビジョンを語ったあとに「Zuckerbergも同じことを言ってますよ」と原田氏に伝えると、わたしほどZuckerberg氏の発言に詳しくない原田氏は「えー、本当ですか!彼はそんなところまで見通しているんですか!彼まだ26歳でしょ」と驚く。そんなことが何度もあった。そしてZuckerberg氏の予測で、わたし自身よく理解できないような話を原田氏にすると、原田氏は「ああ、そうですね。彼の言う通りになりますよ」と瞬時に理解し、Zuckerberg氏の予測を詳しく解説してくれた。
二人のビジョナリーは、同じ未来を見通せているのである。
そのビジョナリーの一人であるZuckerberg氏の最近の発言で気になるものが1つある。以下の発言だ。
すべてのサービスはソーシャル化でよりよくなる。そう考えると、業界再編をうながすような大変化というのがほとんどすべての業界で5年以内に起こるだろう。
人間は社会的動物である。ほかの人と情報を交換し、対話する中で、製品を作り、製品を購入し、消費する。すべての活動のベースには、ほかの人とのつながりがある。社会の中でわれわれは行動するわけだ。
ところが今のウェブは個人ベースの行動である。自分一人で情報を調べ、自分ひとりで商品を選択し、購入し、消費する。ソーシャルメディアの普及でほかの人とのつながりの輪が広がったといっても、まだまだ個人の活動が多い。なので生産者から消費者に直接メッセージを送るマス広告がまだそれなりに有効なわけだ。
だがTwitterなどのソーシャルメディアは急速な普及を続けている。情報がますますもって横のつながりの中で伝播しようとしている。ポータルサイト経由、Google検索経由より、Twitter経由で情報や商品にたどり着くことが増え始めているのだ。
この情報の流れの変化に気づき、新しい情報の流れを活かした形でサービスを提供するところに大きな飛躍のチャンスがあるわけだ。
ところが、ほとんどの企業はソーシャル化の重要性を十分理解していない、とZuckerberg氏は言う。
「ソーシャル化は重要だ」と言い始めた社でも、表面的なことしか考えていない。「ソーシャルな機能を2つ、3つつけておくか」というようなのは、本当のソーシャルじゃないんだ。
ユーザーが友人と一緒になって参加するということを前提にサービスやメディア自体を組み立て直さないといけないとZuckerberg氏は言う。それを実行して急成長しているのが、ソーシャルゲーム最大手のZyngaだ。
株式会社メンバーズさんのサイトへ寄稿したコラムを一部転載させてもらいました。続きはメンバーズさんのサイトでどうぞ。
株式会社ループス・コミュニケーションズ代表取締役
斉藤 徹
今朝早朝(日本時間で2:30)、Facebook本社から生中継で、きわめて重要な機能がふたつ発表された。
ひとつはソーシャルグラフのオープン化、そしてもうひとつは、”mini Facebook with Facebook” とも言えるFacebook内コミュニティ”Groups”だ。
■ソーシャルグラフのオープン化
このうち、ソーシャルグラフのオープン化については、Gigazineで速報しているので参照してほしい。
・facebookに新機能、アカウント情報や写真等をzipファイルでダウンロード可能に
ポイントは「ユーザー自身が情報をコントロールする」という考え方に基づき、Facebook上にアップした情報(プロフィール、友人リスト、写真や動画、ノートやウォール、メッセージ、イベントなど)をファイルでワンクリック・ダウンロードできるようになるというもの。
これはFacebookがソーシャルグラフをオープン化する第一歩として、ユーザーのみならず、ネット業界では大きな歓迎で受け入れられるはずだ。これによりユーザー自身の判断で他のソーシャルメディアにFacebook情報を移行したりすることもできようになる。
ただし日30億回クリックされているLike情報や、友人間やコンテンツとの結びつきとして蓄積されているサイト内行動履歴は公開されず、Facebookが引き続き独占するねため、Facebookの圧倒的優位性は維持されるだろう。
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DECOLOGストーリー、後編をお伝えします。ケータイ・ブログサービスとしてのDECOLOGについて、またDECOLOGが女の子に支持される理由などについては前編にまとめています。
ここまで濃い、リアルなネットワークをベースとした女の子のコミュニティがあると、そこから色々な声が聞こえてくる。そんな声を拾って、例えば女の子にとっての理想のつけまつ毛を商品化したり、女の子だけが参加できるフリマイベント「ギャルマ!」などを開催。まだまだ収益化できていないものの、女の子たちにブログ以外のコミュニケーションの場を提供しています。
今回の会場は大阪ドーム。私も参加させてもらったんですが、ドーム1周650mが埋めつくされてました!ブースの数も予定していた320店がすべて売り切れて急遽50ブース追加したそう。入場券も、前売りで5000人分売り切れてしまったというからスゴイ。東京ガールズコレクション的なファッションショーを一緒にやろうといった話はよくあるそうですが、DECOLOGとして「インターネット的」であることを大事にしたいと話す光山さん。見せる側と見せられる側が完全に分かれているテレビ的なイベントではなく、あくまでみんなが一体となって楽しめることを実現していきたいそうです。
DECOLOGのユーザ間で個別にフリマ的なことをやっている子が多く、だったらDECOLOGで主催して色々な子を集めて同時開催したら面白いんじゃないかというのが「ギャルマ!」実現の背景。ギャルマも男の子は入場禁止、参加できるのは女の子だけ。また、普段DECOLOGでやり取りをしている女の子とリアルに会える場、超大規模オフ会だったりもします。今回の大阪会場のユニークな入場者数は5,400人。今後、「ギャルマ!」一開催場所当たりの入場者数を1万人まで持っていきたいそう。大阪で春秋に開催した場合、それで2万人。全国5箇所で開催できれば、年間10万人を動員する女子イベントとなり、その規模になれば相当面白いことができそう。
[もっと読む…] about 【後編】月間60億ページビューを誇るケータイ・ブログサービス”DECOLOG”のストーリー 【三橋ゆか里】
[読了時間:1分]
朝のバタバタした時間が終わり、ゆっくりした時間の中でMarkezineを見ていたら「2010年08月の旅行関連の人気サイトランキング」という記事を見つけた。1位は楽天トラベル。2位はANAかあ。
10年前にだれがこのランキングを想像しただろうか。ANAが旅行代理店としても大手になるって、だれが考えただろう。
10年前ー。ある旅行代理店の営業マンが事務所に来て、いつものように油を売っていた。
「インターネットが普及してこれから代理店業務って大変になるんじゃない?」と振ると、彼は「全然だいじょうぶですよ。お客さんはほとんど全員が『チケットを事務所に届けて』て言ってきます。紙のチケットを手に持たずに空港へなんて心細くて行けないですよ」と笑顔で語っていた。
それから何年かして彼の店は閉鎖になり、彼も転職したと聞く。
[読了時間:5分]
英IT関連民間団体BCS, The Chartered Institute for ITは、情報技術と人々の幸福度には相関関係があるとする報告書をまとめた。またその中の国際比較で、日本人は経済力の割には情報化によって幸福になっていないことが分かった。
この報告書は「The Information Dividend: Why IT makes you ‘happier’(情報の配当、なぜITは人々を幸福にするのか)」というタイトルで、このほど最終版がまとめられたばかり。
それによると、39カ国3万5000人を対象にして行われた聞き取り調査の結果を統計学的手法で分析したところ、情報技術が人々の幸福度を10点満点で平均0.1ポイント上昇させる効果があることが分かった。
また英国内でもより詳細な聞き取り調査を実施したところ、特に低所得者や女性の幸福度に情報技術が大きく貢献していることが分かった。
情報技術の恩恵として低所得者層の間では「価格比較サイトで商品を安く変えた」「自宅で格安のオンライン授業を受けることができる」「ネット上では肩書きも学歴もなく、平等に扱われる」などの回答が寄せられたという。
女性回答者の間でもITによって幸福度が増したという回答が多く、ある女性は「小さな子供を抱えて外出できないので、iPhoneでFacebookに毎日アクセスしている。(iPhoneで人々とつながることは)わたしにとって非常に大事なことなんです」と語ったという。
[読了時間:1分]
この発想がすごいよね、はてなって。小中学生向けSNSってw。「はてなランド」
毎日のものすごい情報の量に押し流される東京では、この発想ってなかなかないかも。ニンテンドウDSiからの流入も期待できるので、はてなにとっては自然な流れなのかもしれないけど、東京からみるとすごいと思う。京都の任天堂とはてな。東京とは違った生態系があるというか、日本らしいテクノロジーのエコシステムが京都にはあるような気がする。すごくいいと思います。
どんなサービスかは発表文からコピペ。