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モバゲータウンを運営する株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)は、同社の米子会社ngmocoと米通信事業者最大手AT&Tがスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「Mobage」の米国内向けサービスに関して業務提携すると発表した。今年中にAT&T提供のAndroidフォン上で、Mobageが優先的に表示されるようになるという。
DeNAは、世界の英語圏でAndroid搭載スマートフォン向けに「Mobage」の提供を発表したばかり。早速、大きな案件がまとまった形だ。
今回の業務提携のもと、両社は、全米に広がるAT&TのAndroidユーザがより快適にグローバル版「Mobage」を楽しめるよう、今年中にAT&T提供のAndroid搭載スマートフォンにおいて、グローバル版「Mobage」の優先的な露出を図ります。(発表文)
「優先的な露出」とは、トップ画面、もしくはそれに近い場所へのプリインストールのことを意味するものとみられるが、詳しくは不明。今回の提携はどのような条件で行われたかという詳細も不明。当然、なんらかのレベニューシェアはあるものと思われる。DeNAに問い合わせたが、契約上、多くを明らかにできないようだ。
世界のモバイルのソーシャルゲームの領域では、AppleのiOS上の「Game Center」、グリー傘下の「OpenFeint」、それにDeNAの「Mobage」が3強となる。