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この夏、長期休暇の期間を利用してシリコンバレーに訪れる日本人が極端に増加したようだ。シリコンバレーはとても広大な場所、いろいろなチャンスがある場所だと思うのだけど、猫も杓子もITスタートアップ狙いなのだという。日本人起業家とシリコンバレーの関係構築におけるベストプラクティスはないのだろうか? そこで数年前から北米で勤務する傍ら、日本人スタートアップを支援する活動などをされている本間毅さんにご登場頂いた。彼は会社の立ち上げから大企業内プロジェクトまで多数のスタートアップに自ら関与されており。日本人のシリコンバレー進出について具体的かつ的確な指摘をしている。
今月もたくさんの人が日本からシリコンバレーを訪れるようだ。その多くの人は、シリコンバレーでの起業を志しておられるようだが、私は必ずしもそればかりではないと考えている。その人の現在置かれている環境、持っているキャラクター、得意不得意などなど考えると、新規起業以外の可能性にも目を向ける価値があると思う。そうでなければ、既に起業している方や、自分でアイディアを持たない人にはチャンスが極端に少なくなってしまうので、面白くない。
個人的な考察だが、日本の起業家とシリコンバレーを関係付けるビジネスのスタイルには、大まかに言って3つのパターンがあるように思う。
残念ながらバリエーションは多くはないのだけど、何かの参考になればと思い、日本人起業家とシリコンバレーをつなぐ3つのパターンをまとめてみた。