シリコンバレーのベンチャーキャピタル「Fenox Venture Capital」(以下Fenox VC)は2017年9月14日、PCやモバイル関連製品を展開する台湾大手メーカー「ASUSTeK Computer」(以下ASUS)と共同で、約55億円のベンチャーキャピタルファンドを設立したと発表しました。
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アーカイブ 9月 2017
シリコンバレーでIoTデータ収集・分析事業を手がけるスタートアップ「MODE」社は本日2017年9月14日、日本法人の設立を発表しました。CEOはGoogle Mapsの日本版の元開発リーダーで、Twitterの日本とイギリスチームを主導するなどの経験があるシリコンバレー在住16年の上田学(うえだがく)氏。MODE日本支社のカントリーマネージャーにはニフティ社の米国駐在だった上野聡志 氏が就任します。
[もっと読む…] about GoogleMapsやTwitterの開発をリードした上田学氏率いる米MODE社が日本参入、あらゆるセンサーデータを集約・分析できるサービスを展開
世界中のクリエイターを起用し、動画のみならずVRやドローン撮影まで多様なコンテンツを制作するプラットフォームを強みに成長を続けてきた「Crevo」社は2017年9月14日、社内で培ってきたクラウドソーシング兼制作管理システムを外部の制作業者に向け提供することを発表しました。
サービスの名前は「Collet(コレット)」。目玉は世界3000人以上のクリエイターに業務を依頼できる点、動画の制作プロセスにおける負担をおよそ5分の1にまで低減させた他に類を見ない管理ツールが搭載されている点です。まずは30社の先行利用社を募集しサービス提供を開始し、将来的には制作業者や広告代理店、ビデオコンテンツ事業者ら4000社の標準ツールとして利用されるようになることを目指します。
また、今回Crevo社は、「Collet(コレット)」の事業開始に当たり、伊藤忠テクノロジーベンチャーズほか4社を引受先とする総額3.1億円の第三者割当増資を実施しています。
[もっと読む…] about 動画制作Crevo社が3.1億円の資金調達、負担を5分の1に圧縮できる動画制作プラットフォーム「Collet(コレット)」に注力
GMOインターネットは本日2017年9月13日、先日9月7日に発表した仮想通貨のマイニング(採掘)事業について説明会を開催しました(参考「GMOインターネットが仮想通貨採掘に参入 最新チップ採用」)。
発表されたのは高性能でありながら低消費電力を実現する次世代7nmプロセスの半導体と使用電力削減を実現するデータセンターの存在で、GMOインターネット代表取締役会長兼社長・グループ代表 熊谷正寿 氏は「圧倒的な競争優位である確証を得られた」として、すでに半導体の論理設計は終了しており共同開発パートナーとも契約済み。北欧に設置するとしているデータセンターは2017年12月にも既存半導体を使った試験稼働がスタートする予定だといいます。
投資総額は、半導体の研究開発およびデータセンターの設営、運用まで含めおよそ総額100億円となる見込みで、GMOインターネットグループ企業でどう分配するか今後検討しながら事業を進めていく考えだといいます。
[もっと読む…] about 投資総額100億円、GMO「仮想通貨マイニング事業」の全貌が明らかに
企業向けチャットプラットフォームを運営する米Slackは2017年9月13日、外部の組織を結びつけることのできるチャネル「共有チャンネル(Shared Channels)(ベータ版)」の提供を開始しました。
米Appleは日本時間の2017年9月13日、恒例の「Special Event」を開催し、4種類の新製品とiOSおよびwatchOSのアップデートを発表しました。会場は完成したばかりの「the Steve Jobs Theater」。
TechWaveではさくっと理解できる、恒例の「2分でわかる」形式でまとめました。
[もっと読む…] about 2分でわかるApple発表2017まとめ、iPhone X / iPhone 8 / watch 3 / tv 4k
ユニクロがチャットボットの試験運用を開始します。
ユニクロが開発するチャット型ショッピングサービス「UNIQLO IQ」の試験運用を2017年9月20日から開始する予定であると発表しました。
対象となるのはユニクロの会員2000名で、試験運用の後、このチャットボット機能は2018年にユニクロアプリに搭載される予定だということです。
15名のマーケターが卒業した「Friday Night Session in Roppongi」。10月に第2回目を開催決定。資生堂 執行役員 音部大輔氏が再び教鞭を振るいます。
あなたの計画立案は、本当に戦略的ですか?
はっきりYESと答えられる人は、少ないのではないでしょうか。「戦略」の定義は曖昧であり、また自らの思考プロセスとしてしっかり体得している人は非常に稀有です。ですが、「戦略的思考」を自らの道具として備えることで、多くのビジネスチャンスが生まれることも事実です。
・戦略的に考える
・戦略性に富んだアイディアを出す
当講座では、「なぜ『戦略』で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる」の著者・資生堂 執行役員 音部大輔氏を講師にお招きし、戦略的思考を徹底的に学びます。
前半では、「戦略」の定義と構成要素を解説、まずは「戦略とはなにか」について理解します。そして後半の実践編では、実際に「戦略の使い方」を、実践を交えて学びます。
参加者の、日々の判断や計画立案が、いままでより「戦略的」になることをゴールとしています。
成功事例を知り、それだけに満足することへの警鐘
たとえば、スポーツ新聞は試合事例の塊です。ですが、スポーツ新聞を読むと野球は上手くなるでしょうか?一流の野球選手は毎日スポーツ新聞を熟読しているのでしょうか?もちろん、試合結果の把握は必要ですが、紙面を読むだけでは野球は上手くなりません。相手の研究、自己分析、そして日々の練習….その結果を元に何をどう思考するかが重要になるのです。これはビジネス分野にも通じることです。そのため、著書にはたとえ話は多くても、事例はほとんど載っていません。
本講座では、目的も資源も異なる他者の成功事例ではなく、参加者ご自身がそれぞれ持つ事例を持ち合い、目的や資源を明示し、本で説明されている概念をより具体的に消化するワークショップを行います。自身の経験を事例として講座の内容と結びつけることで、より深く戦略思考を鍛える機会になります。
満足度実績4.92点/5点、充実のプログラムと参加者の声
・高度な内容だが、とてもわかりやすかった。「なんとなく」だったことをうまく体系立てて考えることができた。
・自分で考える時間も多く、インプットとアウトプットが両方できた。
・講師との距離が近く、的確なフィードバックをもらうことができた。
前回実績はこちらから
講師は著者であり資生堂 執行役員 の音部大輔氏
音部大輔氏
関西学院大学商学部卒業後、P&Gジャパンのマーケティング本部に入社。17年間の在籍中、ブランドマネジャー、マーケティングディレクターとしてアリエール、ファブリーズ、アテント、パンパースなどのブランドマネジメントを経て、US本社セントラルチームでイノベーションに関する知識創造プロジェクトのマーケティングサイドを主導。帰国後、ダノンジャパン、ユニリーバ・ジャパン、日産自動車、資生堂などさまざまな文化背景、製品分野の企業でブランドマネジメントやマーケティング組織育成を指揮。2016年、CNETJapanのCMO Awardを資生堂ジャパンCMOとして受賞。博士(経営学 神戸大学)
“Friday Night Session in Roppongi” のカリキュラム
基本教科書:「なぜ『戦略』で差がつくのか。―戦略思考でマーケティングは強くなる」 音部大輔氏著
第1回
10月6日(金)17:00〜21:00
講義:【基礎編】戦略を定義付ける / 戦略の構成要素「目的」と「資源」を解釈する / 複数の視点を獲得する
ワークショップ:「なぜ『戦略』で差がつくのか。」第1章〜第3章の内容を元に、自分事例をあてはめてディスカッション
第2回
10月27日(金)17:00〜21:00
講義:【実践編】戦略の効用を学ぶ / 戦略を組み立て、管理し、実行する,
ワークショップ:「なぜ『戦略』で差がつくのか。」第4章〜第7章の内容を元に、自分事例をあてはめてディスカッション
お申し込み方法
費用:8万円(税別)
定員:若干名募集、埋まり次第終了とさせていただきます。
会場:hitomedia the P@rk(東京都港区元麻布3-1-35 VORT元麻布 地下2階)
お申し込みフォーム: *締め切りました
お問い合わせ先:school@techwave.jp
資料ダウンロードはこちらFriday Night Sessin in Roppongi
国内No2の音楽著作権管理会社である「NexTone」は2017年9月4日、YouTubeと包括的な利用許諾契約を締結したと発表しました。
YouTubeが提供する「YouTube データエクスチェンジ」の仕組みを活用してより精度の高い利用実績報告を受けることで、NexToneが管理する著作権者に対して透明性の高い使用量分配を実現することを目的としています。
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理化学系商社の大手アズワンが、取り扱い商品30万点の在庫状況をスマートフォンやタブレット等からリアルタイムで検索できるシステムを全社導入しました。チャットボットを採用することで、開発期間は全体で1ヶ月に収めることに成功しています。
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