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米ウォール・ストリート・ジャーナルは現地時間の7月26日、米国内で上場している企業の経営トップの報酬について、過去10年間(2000-2009年)に渡り独自に調査したところ、オラクルの創業者/CEOラリー・エリソン(Larry Ellison)氏が累計額は18億3569万ドルでトップだったと発表した。
次点はIAC/InterActive and Expedia.comなどに関与するBarry Diller氏、Occidental Petroleum CorpのCEO Ray Irani氏。アップルのスティーブ・ジョブズ氏は4位だという。
報酬の計算方法は、基本給やボーナス、臨時手当に加えて、持株およびストックオプション(自社株購入権)の行使で獲得できる金額を合算しているという。
10年前といえば当時からラリー・エリソンの富豪ぶりはシリコンバレー地元で有名だったが、スティーブ・ジョブズは1997年に復帰して暫定CEOになり、2000年に正式なCEOとして就任し、以降はiMacやiPodなどの製品群のリリースをするなど、この10年で“ジョブズらしいアップル”を実現してきたことが数字にも現れているようだ。
ちなみに、2006年以降、単年度の報酬番付でジョブズ氏はしばしばトップ入りしている。さらに2006年にディズニーの役員入りをしているが報酬は受取っていないので、この辺を加味すると真る可能性もある。
■ Oracle’s Ellison: Pay King [THE WALL STREET JOURNAL]
1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連雑誌で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者の後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。ニフティやソニーなどブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、複数のメディア系ベンチャー企業にアドバイザー・開発ディレクターとして関与。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。
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