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米調査会社Gartnerは、Googleのモバイル機器向け基本ソフトAndroidがAppleのiPhoneなどに搭載されているiOSのシェアを年内に抜くという予測を発表した。
世界のモバイル機器向け基本ソフト市場は、これまでSymbianが圧倒的強さを誇ってきた。そこにiOSが迫ってきたのだが、さらにあとから参入したAndroidが今年はiOSを一気に追い抜いて2位に浮上するという。また2014年にはAndroidは、Symbianの首位の座を奪いかねないところまでSymbianに接近すると予測している。
Gartnerは昨年、Androidが2位になるのは2012年と予測していたが、昨年の予測より2年早まったわけだ。Gartnerが驚くほどのペースでAndroidがシェアを伸ばしていることが分かる。
Gartnerはまた、北米市場では年内にAndroidがSymbianをも抜いてシェアトップになると予測している。
さぞかしAppleは慌てていることでしょう、てか。いや、そんなことはないかも。
AppleのCOOのTim Cook氏が今年2月にゴールドマン・サックスのイベントで講演した際の質疑応答の詳細なレポートが残っているんだけど、その中から以下に引用。
We have never been about being the biggest, we’ve always been about making the best products. Not having highest market share or most revenue.
われわれは最大手であることにはこだわってない。われわれがこだわっているのは、最高の製品を作ることだけ。最大のマーケットシェアや売り上げにはこだわっていないんだ
6月にWall Streeet Journal主催のイベント「D8」に登壇した際にMicrosoftとのプラットフォーム競争について聞かれたスティーブ・ジョブズ氏は次のように答えている。「プラットフォーム戦争だとは思わない。マイクロソフトとプラットフォーム争いをしていたと考えたこともない。それが負けた原因かもしれないが、ハハハハ。(会場受ける) 」。恐るべし、Apple。