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日本語表示に対応した第三世代のキンドルを手にして数日。英英辞書や読み上げ機能、mp3再生などを駆使し、最強の英語学習端末として満喫している。iPhoneや携帯のディスプレイと違い目が疲れず、あと印刷されたような質感に何とも言えないような贅沢さを感じることができるのだ。
キンドルに搭載されている表示デバイスは米イーインク社の「電子ペーパー」だが、それが目を奪うような美しい表現をしてくれるのだ。特に絵の表現に適しているようで、キンドルの待受けに表示される多数の絵画に毎度感嘆のため息が漏れるほどだ。
待受けに表示される美しい電子絵画
まずは、実物をみてもらおう。一体、何種類の絵画が納められているのか確認できていないが、未使用状態が続いた後に画面をみると、このような美しい絵画が表示されるようになっている。写真があまり良くないが、クリックすると拡大できるのでじっくりご覧頂きたい。
(絵画の下部には電源の入れ方についてメッセージが表示されている)
液晶ディスプレイと明らかに違う表現力
冒頭でも述べたことだが、このような絵画をキンドルで観た場合、紙やキャンバスで覩るような質感を感じることができる。仮に液晶ディスプレイで同じ絵を見たとしてもそうは感じられないだろう。手書きの質感、というのは言い過ぎかもしれないが、印刷物に近い…いや理由はわからないが、それ以上の感動が伝わるような気がしている。
ちなみに、待受け画面表示時はもちろん、電子書籍表示においてキンドルは電力を消費しない。いわば電子の紙に電子のインクが固着するような状態にある。そもそもが液晶とは異なる発想のデバイスなのだ。この技術について、別途記事で紹介したいと思う。
■ 関連URL
・Kindle 3G Wireless Reading Device, Free 3G + Wi-Fi, 6″ Display, Graphite, 3G Works Globally – Latest Generation
http://www.amazon.com/Wireless-Reading-Display-Graphite-Globally/dp/B002FQJT3Q/
アスキーのApple系雑誌でライターデビュー。1990年より執筆およびネットメディアクリエイターとして活動を開始。週刊アスキーを初め、日経BP、インプレス、毎日コミュニケーション、ソフトバンク、日経新聞など多数のIT関連媒体で活躍。
独立系R&D企業のマーケティング部責任者として教育・研究開発向け製品の輸入企画や開発、マーケティングに関与。専門家向けプロショップ運営。雑誌ライターとして90年代を疾走後、シリコンバレーで証券情報サービス立ち上げに参画。帰国後、ネットエイジでコンテンツディレクターとして複数のスタートアップに関与。関心空間、富裕層SNSのnileport、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。
現在、TechWaveのスタッフライター1号機として活動する他、書籍などを中心に執筆活動を展開。大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。スタートアッププロジェクトのアドバイザー等として活動する。ソーシャルメディアやブリック&ブロックのプロ。書き手として、また実業家として長年IT業界に関わる希有な存在。詳しいプロフィールはこちら
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