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米Googleは、ユーザー急増中の新規SNS「Google+」上でゲームを提供するゲーム開発者に対するレベニューシェアを5%にすると発表した。ちなみにFacebookがFacebook上のゲーム開発者に対するレベニューシェアと、AppleのAppStore上でのレベビューシェアは、それぞれ30%。(関連記事:Take that, Facebook: Google+ commission on game transactions is 5 percent, not 30 percent | VentureBeat)
一方でFacebookは、ユーザーのページの画面上にゲーム関連の情報だけを表示するコーナーを設置可能にすると発表した。自分がプレーしているゲームのロゴを上部に表示し、友人が「レベルアップした」「◯◯さんに勝ちました」などという情報がリアルタイムに表示され、時系列に並べられる。
Googleは低額手数料、Facebookは人間関係を利用したゲームの活性化機能で、それぞれゲーム開発者にアピールし始めたようだ。
蛇足:オレはこう思う
プラットフォームが複数存在し激しく競争すれば、そのプラットフォーム上に乗るゲームやアプリの開発者にパワーがシフトする。国内のケータイキャリアが力を持っていた時代から、グリー、モバゲーが力を持つようになった時代の変化と同じようなことが起ころうとしているんだと思う。
プラットフォームが複数存在し激しく競争すれば、そのプラットフォーム上に乗るゲームやアプリの開発者にパワーがシフトする。国内のケータイキャリアが力を持っていた時代から、グリー、モバゲーが力を持つようになった時代の変化と同じようなことが起ころうとしているんだと思う。
価値を提供し続ける限りプラットフォームは生き残るだろうが、影響力は低下し、今後プラットフォーム間での一進一退のシェア争いが粛々と行われるだけになる。もはやそこは最大の成長レイヤーではない。
主戦場はプラットフォームレイヤーから、その上に乗るプレーヤーのレイヤーに移行し始めたんだと思う。
(関連記事:ソーシャルの次の時代、「フリーミアム」が終わり「コンテンツがキング」になる【湯川】 : TechWave)