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米Facebookは、サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「F8」で複数の大型発表を行った。自分自身のプロフィールを紹介する「基本データ」の代わりに過去のイベントをライフログのようにまとめる「Timeline」と呼ばれる機能や、音楽や動画などのアプリを通じて同じコンテンツや同じアクションを共有する仕組みなどの新機能が加わった。
こうした新機能の詳細や意味するところを、わたし自身まだ十分に把握できていないので、とりあえず新機能のプロモーション動画を下に貼り付けます。自分自身で十分に理解した上で、こうした機能追加がユーザーにとって何を意味するのかを別の記事にしたいと思います。
【追記】新型のソーシャルアプリはTimeline上に乗るもよう。新型ソーシャルアプリはFacebookのOpen Graphと呼ばれる技術仕様に準拠することで、ユーザーのアクションが友人のTimeline上で共有される仕組みになっている。例えば新型の音楽アプリで聞いている楽曲の名前が友達のTimelineにも表示され、同じ曲をほぼ同時に友達と一緒に聞くことができる。
新型のソーシャルアプリは主に音楽、映画、ニュースなどのメディアコンテンツ系と、ジョギング、レシピなどのライフスタイル系があるようだ。ジョギングのアプリを動作してジョギングを始めると、その事実が友達のTimelline上に表示され、そのことに触発されてジョギングに出かければ、それがまた友達のTimelineに表示される。離れた場所にいる友達同士で、ほぼ同じ時間にジョギングに出かけることができるわけだ。
既に何社かがこうしたメディアコンテンツ系、ライフスタイル系のアプリを開発しているようで、音楽共有アプリではSpotify、MOG、Rdio、テレビ番組・映画アプリではNetflix、ニュースではYahoo News、写真共有アプリではColorなどといった企業がアプリ開発に名乗りを上げているもよう。
上の動画に出てくるロゴを見ればWall Street JournalやZyngaなども新型ソーシャルアプリを開発するようだ。
まだ十分に考えがまとまっていないんだけど、FacebookはSNSからライフログに進化し、写真や140文字をはるかに超える広範囲にわたって自分の生活を友達と共有し、空間を超えて友達とつながり「今」を共有するような新しいライフスタイルをFacebookは提唱しようとしているのではないだろうか。
【お知らせ】経営者や企業の企画戦略部門担当者を対象にした少人数制の勉強会「緊急開催!Facebook新戦略を徹底議論・f8帰国報告会」を9/30(金)の午後7時から都内で開催することにしました。詳しくはこちら。