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米CBSニュースは、スティーブ・ジョブズ氏の伝記作家Walter Isaacson氏のインタビューをニュース番組向けに収録、その中でIsaacson氏がジョブズ氏の知られざる逸話を幾つか明らかにしたと報じた。
Isaacson氏によると、ジョブズ氏はすい臓がん摘出手術を「体を切り刻まれたくない」という理由で拒否。家族の説得で6ヶ月後には手術を受けたが、すぐに手術を受けなかったことを後悔していたという。
こうしたジョブズ氏の知られざるエピソードが、近く発売になるIsaacson氏著の伝記「Steve Jobs」に幾つも収められているという。Isaacson氏はジョブズ氏が伝記執筆に協力した唯一のジャーナリストで、生前に40回にわたりジョブズ氏と単独インタビューしている。
本の中には、養子として育てられたジョブズ氏が実の父親に会った話や、死後の世界に対するジョブズ氏の考えなどが記されているという。神の存在について、50%信じて、50%信じていないとしていたジョブズ氏だったが、癌の宣告を受けてからは神の存在をより信じるようになったという。またAppleの株価上昇で資産家になった周りの人たちの贅沢な生活ぶりを悲しく思っていたようだ。ジョブズ氏自身は生活レベルを変えることはなかったという。