- 「ソラコム」がスイングバイIPOを実現、東証グロース市場上場承認 - 2024-02-22
- (更新)結果速報 LAUNCHPAD SEED#IVS2023 #IVS #IVS @IVS_Official - 2023-03-09
- 「始動 Next Innovator 2022」締め切りは9月5日(月)正午ー経産省・JETRO主催のイノベーター育成プログラム #始動2022 - 2022-09-01
KLabは2011年11月28日、ベンチャー・インキュベーション事業への参入すると発表した。同社の代表取締役 真田 哲弥氏をCEOとする完全子会社のKLab Ventures株式会社を設立し、ソーシャル分野、スマートフォン分野の知見を活用した投資育成活動を展開するという。事業開始は12月1日より。
本体とともに成長するスタートアップを支援
KLabはダイヤルQ2事業などで世間を賑わした真田 哲弥氏が2000年1月、サイバード社の研究・開発部門として発足。一時はUSENの連結子会社となるなどの末、2011年9月27日に東証マザーズに上場を果たした。
ITベンチャーの株式公開といえば、上場後に高値をつけ急落するケースが多いが、真田社長は「継続的に上昇させていきたい」(上場レセプション会場にて)と発言しており、11月28日時点においての株価の推移はそれを実現させる様相を見せている。
堅調な成長と豊富な資金量を活かして、同社は基幹事業への投資育成をスタートしたと考えられる。ファンドの額は明らかになっていない。現在、事業系投資会社といえばサイバーエージェントベンチャーやファンドをもたないVOYAGE(旧ECナビ)ベンチャーズなどがあるが、2012年1~3月期はさらに増加し、競争が 激しくなりそうだ。
【関連URL】
・子会社の設立及び新規事業の開始に関するお知らせ
http://www.klab.jp/press/2011/111128.html
一時は北米のスタートアップ向けファンドの低調を受け日本にもそのあおりが来ると言う人もいたが、逆に日本国内で確立した市場を対象に事業を展開するスタートアップには追い風であるという意見が最近は多くなっている。KLabのインキュベーション事業参入は、ITスタートアップにとって喜ばしいニュースであるのは間違いなさそうだ。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。codeが書けるジャーナリスト。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジで複数のスタートアップに関与。フリーで関心空間、富裕層SNSのnileport、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。“IT業界なら場所に依存せず成功すべき”という信念で宇都宮市から子育てしながら全国・世界で活動中。スタートアップ支援に注力。自らもプロジェクト立ち上げ中。イベントオーガナイザー・DJ。 大手携帯キャリア公式ニュースポータルサイト編集デスク。コラボしてくれる人、会社募集中。