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米Wall Street JournalのブログAll Things Dは、調査会社Global Equities Research社の調査の結果、AppleのiBooks Store経由で電子教科書が35万冊以上ダウンロードされたことが分かったと報じた。電子教科書の取り扱いを始めてから3日間の数字で、All Things Dは、Appleの電子教科書事業が好調な滑り出しを見せた、と評価している。
また電子書籍作成ツールのiBooks Authorはリリース後3日間で約9万ダウンロードを記録したという。
All Things Dは、ダウンロードされた35万冊の電子教科書の多くは、無料の教科書E.O. Wilson’s Life on Earthである可能性があると指摘している。
蛇足:オレはこう思う
All Things Dは「好調な滑り出し」と評価しているけど、僕はあまり意味のある数字だとは思えない。だって大事なのは、教師や学校、学校区(教育委員会のようなもの)が、どの程度電子教科書を採用するかということ。今回の数字では、教科書採択の権限を持つ人がどれくらいダウンロードして電子教科書を触ってみてどう思ったか、ということがまったく分からない。今回のダウンロード数は、「教育革命を起こすかも」と報じられて一般ユーザーが試しにダウンロードしてみた、というケースが大半かもしれないので。もちろん話題になって多くの人が興味を持った、ということ自体は大事なことだとは思うけど。
All Things Dは「好調な滑り出し」と評価しているけど、僕はあまり意味のある数字だとは思えない。だって大事なのは、教師や学校、学校区(教育委員会のようなもの)が、どの程度電子教科書を採用するかということ。今回の数字では、教科書採択の権限を持つ人がどれくらいダウンロードして電子教科書を触ってみてどう思ったか、ということがまったく分からない。今回のダウンロード数は、「教育革命を起こすかも」と報じられて一般ユーザーが試しにダウンロードしてみた、というケースが大半かもしれないので。もちろん話題になって多くの人が興味を持った、ということ自体は大事なことだとは思うけど。