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もはやiPhoneユーザーでこの写真アプリを知らない者はいないのではないか。デジタル写真を美しく加工して共有するアプリ「Instagram」のAndroid版が間も無く登場する。それにともない、先行サインアップが実施されている。
ばらつくカメラ品質をどうカバーするか
Instagramの魅力といえば写真の加工フィルター。10人中8人がフィルター処理をした写真を投稿している。同じ写真でもより美しくした方が共感されやすいわけで、Facebookでの「いいね」の数も他の写真アプリを比較すると断トツだ。当然、競合写真アプリも “フィルター効果” を踏襲し、写真共有の世界を活性化している状態。
Andoid端末ユーザーにとっては待望のリリース。気になるのは、カメラハードウェアがベンダー任せとなっているAndroidの世界でどれほどのクオリティを維持できるかという点。世界で販売台数を延ばすAndroid OSに対応が吉と出るか凶と出るか注目される。
【関連URL】
・Instagram for Android • Coming soon!
http://instagr.am/android/
僕が注目しているのは本文の「ソフトウェア品質」ともう一つ「組織の効率化」の部分。たった6人で1000万人超のユーザーを抱えるInstagramチームは、どうこの大波に乗ろうとしているのかという点だ。おそらくデバイス毎にカメラ品質が異なるAndroidでは、ソフトでそれをカバーしないと、ウェブ状のクチコミに影響を受ける。当然、サポート面でも課題が増えるわけで、そのリスクをどう回避してくるかがAndroid対応のキモになると感じている。
8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代は週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーでベンチャー起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 DJ、emacs使い。大手携帯キャリア公式ニュースサイト編集デスク。TechWaveでは各種イベント、創出支援、スタートアップ支援に注力。メール等お待ちしております!