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Win8に最適化されたありえない動きの「IdeaPad YOGA13」、Lenovoが発表 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 2012年1月に開催された北米の展示会「CES2012」で発表され話題となった、Lenovoの「IdeaPad YOGA13」が遂に発表された。

 この端末は、米マイクロソフトの次期オペレーティングシステム「Windows 8」に最適化されたウルトラブックで、ディスプレイに10点タッチセンサーを装備し、PCとタブレットどちらのスタイルでも使用できるようになっている。

 最大の目玉はディスプレイの動き。ノートパソコンで閉じた状態から360度、タブレットの形状にまで動かせるほか、途中どの角度でも使用することができるよう設計されている。
 

ノートPC、タブレット以外にも「テント」「スタンド」モード


 「IdeaPad Yoga 13」のモードは以下の4種類。いずれのスタイルでも操作が可能だ。

【ノートブック】

普通のパソコンとして使用するにはやはりこれが一番。タッチパネルなので操作性の面でアドバンテージがある。

【タブレット】

ディスプレイをぐるっと360度回転するとタブレットに。1600 x 900ピクセルの画面なのでかなり高精細。

【テント】

大きい画面だけに、ムービーを覩る用途にも使いたい。そこで便利なのはこれ。普通のタブレットタブレットだとスタンドを用意しないといけないのでありがたい。

【スタンド】

テントと用途は同じ感じかもしれないが、出先でのプレゼンなどタッチ操作だけスムーズに行いたい時などには便利。

 この360度回転のために、上下左右どの方向から液晶を見ても見やすい、視野角を広く保ったIPS液晶パネルを採用しているとのこと。また、10本の指を同時に認識することができるようになっている。

 大きはというと厚さは約16.9mmとタブレットとしては若干厚めだが、最新のインテル Core™ プロセッサーに8GBのメモリ、128GBのSSDと、パソコンとして使用するのにも充分高いパフォーマンスを持っている。インターフェイスもUSB3.0/USB2.0、HDMI、2in1カードリーダーもあり、バッテリーは約7.4時間使えるとのことで積極的に外に持って使えそう。

 まさにWindows8専用機ならではといった仕様。前評判が高かったモデルだけに火がつきそうだ。

【関連URL】
・レノボ・ジャパン、Windows®8 搭載の新製品を発表
http://www.lenovo.com/news/jp/ja/2012/10/1018.html
・Windows 8 初めてのテレビCM 、10月26日発売に向けた大規模キャンペーン開始【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51765555.html
・Amazon.co.jp:Microsoft Windows 8 ストア(パソコン、タブレット、PCソフト)
http://www.amazon.co.jp/b/?_encoding=UTF8&camp=1207&creative=8415
・「Windows 8 (TM) Metro スタイル アプリ 開発週間 2012春」まとめ 【Microsoft x Techwave】 @maskin #wddjp
http://techwave.jp/archives/51740586.html

蛇足:僕はこう思ったッス
こういうのが欲しかった。タブレットはいいのだけど、筆者みたいにキーボード入力が頻繁に発生する使い方だと、キーボード取り外しモデルはいろいろ不都合が生じると感じていた。かなり大きなタブレットという雰囲気だが、ビジネス寄りのタブレットと認識すればフィットしてくるような気がしている。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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