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グーグル、スマホARゲーム「Ingress」を世界展開 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 米Googleは2012年11月15日、AR(拡張現実)ゲーム「Ingress」クローズドベータ版の公開。アプリはGoogle PLAYで無料でダウンロード可能だが招待コードが必要。コードの発行はサイトで受け付けしており、順次発行されている模様。

 「Ingress」は、現実の光景を、神秘的で陰謀や競争にあふれた世界に変えて遊ぶゲームで、人類に影響を及ぼすと考えられる「不可思議なエネルギー」がヨーロッパで科学者チーム「Niantic」によって発掘されたことを発端に「The Enlightened」(エネルギー調査)と「The Resistance」(人類防衛) に別れ現実の世界を移動しながらゲームを進行する。

世界中でエネルギーを集め、協力しながら地球を守る



 ゲームはスマホのGPS機能を使いスキャン機能を持ったマップからエネルギーの存在をチェックしながら進める。他のユーザーの動向を見ながら、時には同盟を組むなど協力して活動するというもの。

 Nianticの調査委員会からの情報発信手段としてHPはもちろん、Facebookページなども用意されている。臨場感があるというか、本当にもう一つの世界があるような錯覚にさえに陥る。

[11/21 スタートアップのネットワーキングパーティ@渋谷]
[11/27 スタートアップ x 大企業 展示会&カンファレンス @銀座]

【関連URL】
・Ingress
http://www.ingress.com/

蛇足:僕はこう思ったッス
GPSを使ったARゲームの可能性はモバイルGPSが一般に普及し初めた頃から沢山の構想があった。広義で考えると、GPS連携のアプリは多数あり、今や日常を拡張する手段は多数ある状況を考えることもいえる。そんな中、こうしたゲームはどんな可能性を切り拓いてくれるのだろうか。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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