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Klabがゲーム以外のアプリシリーズ第一段、大切な人を自動でケア?するアプリ「Sweet Home」 【増田 @maskin】


[読了時間: 2分]

 KLabは2012年11月20日、KLabアプリシリーズ第1弾としてiPhone用アプリ「Sweet Home」をリリースした。予め設定した勤務地から離れた際、自動で家族に帰宅することをメールで知らせることができるというもの。iTunes App Storeで無料ダウンロードできる。

 開発したのは、KLab新規事業開発部門で、Klabアプリシリーズとしてゲーム以外のサービスを順次リリースしていく予定。


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指定したエリアから出ると自動で通知




 「Sweet Home」は、大切な人に“帰るよ”を自動で送信するアプリ。予め職場の位置と範囲を登録しておき、そのエリアから出た際、自動でメールを送信する。

 アプリをバックグラウンドで起動させておくことは不要。システム内に常駐し一定感覚ごとにGPSで位置を測定する。電池の持ち時間が気になるが、ON/OFFも手軽にできるし、そもそもこの機能が稼動する時間帯も指定できるため心配ないようだ。


 また、外出が多い人や、職場が複数の拠点に分かれている人 (そして晩酌する人) にも対応できるように、測定エリアは100mから10kmまで指定可能となっている。機械的に送られていることを意識させないように、事前にメッセージをセットしたり日替わりで格言を付与するなどの工夫もされている。

 Klabではゲーム以外の層のユーザーを獲得したい考えで、今後もネイティブアプリをシリーズとしてリリースする考えだ。


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【関連URL】
・Sweet Home -帰るメールアプリ、ジオフェンスでメッセージの自動送信
http://sweethome.apptrigger.me/
・KLab、“帰るメール”自動送信アプリ「Sweet Home」をリリース
http://www.klab.com/jp/press/121120.html

蛇足:僕はこう思ったッス
自動ウォッチ装置!? とビビったりしたのだが、ちゃんとON/OFFもできるし、そもそも相手のために自分で設定する、いわば “気遣い支援アプリ”。スマホアプリ展開は、グリーもDeNAもスタートしている。こうした小さな活用系アプリを大量にリリースすることで、クソゲーの世紀を象徴とするような面展開をしようということか。
著者プロフィール:TechWave副編集長・イマジニア 増田(maskin)真樹
 夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップマーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」執筆中)。書籍情報・ 詳しいプロフィールはこちら


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