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「PCモニタから発されるブルーライト」を抑制する機能を持ったいわゆるPC眼鏡。
筆者も使用しているが、実際に眼精疲労がかなり軽減されているし、同じように効果を認めている人も多いようだ。
若干発想は違うが、暗い部屋でディスプレイが不気味に青白く光ることに注目し、日中の自然光などとのバランスから理想的な発光状態を自動で調整してくれるアプリ「f.lux」の効果もなかなかのもの。
PC眼鏡と併用すると、眼への負担がグンと減少される印象だ。
緯度経度から日照タイムラインを算出して自動調整
「f.lux」の考え方は、常時ブルーライトを軽減するのではなく、環境光の程度によって最適なバランスへと調整するというもの。ディスプレイは日照がある時間帯がベストな状態で、夜間は異なる環境光の状態になるためディスプレイの光にも影響があるという発想。
例えば、夜間モードで、室内灯しかない状態であるため、太陽光の影響を受けているような色見(ブルーライトが無い、暖色系)に調整することで最適な状態になっている。日中モードでは、ちょっと青みがかかっているが、太陽の下なら理想的な表示具合になる。
「f.lux」の素晴らしいところは、利用者の緯度経度から日照時間を算出して自動で調整してくれる点。環境光についても、太陽光からキャンドルの灯まで選択でき、あらゆる照明環境にあわせて快適なディスプレイ光を提供してくれる。
アプリは、WindowからMac OS X、Linuxまで提供されている。iPhone/iPadについてもジャイルブレイクをすれば使用可能だとか。
【関連URL】
・f.lux: software to make your life better
http://stereopsis.com/flux/
PC眼鏡とアプローチが違うので一概に効果を比較することはできないが、夜間に1時間ほどPC眼鏡と併用した状態で、かなり文字が見やすく、負担が軽減される印象を受けた。ITハードワーカーにとって必需品アプリとなるような予感がする。
夢を叶える技術者。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。