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カカオジャパンは2013年2月1日、カカオトーク(KAKAO TALK)連動のアプリマーケット「カカオゲーム」のiOS版を公開した。
カカオジャパン、韓国 KAKAO Corporationの子会社で、2012年9月19日にYahoo! JAPANが資本参加している。カカオトークは世界6700万人のユーザーがおり、日本では1000万近いユーザーがいるとも言われている。
「カカオゲーム」の日本版は2012年11月20日、Android向けが先行して公開されていたが、今回のiOS版提供により、さらに勢いを加速したい考えだ。
日本に特化したゲームマーケット
iOS版の発表にあわせて新作もリリースされる。
韓国でヒットした「Anipang(エニパン) / SUNDAYTOZ, INC」のiOS版のほか、「ロスワードバトル / AfreecaTV Co.,Ltd」(Android版のみ)、「ポケットコロニー / ココネ株式会社 」(iOS版のみ)、ワンオブゼムから「「Sushi Panic」(iOS/Android両対応)が提供される。
また、Android版で提供されてきたタイトル「ZooZooBubble / PNIX GAMES Inc」「手軽に! 四川省 / Andromeda Games 」「パズルズーズー / NEXON COMPANY」もiOS版が投入されている。
韓国では60タイトル前後のゲームが流通。Google Playにおいて売上トップのタイトルが複数あり、日本と共にスマホ&タブレットアプリ市場を牽引している状態にある。
ただし、「カカオゲーム」は韓国タイトルの一部をローカライズする計画はあるものの、基本的に日本独自に展開するものが中心となる見込み。
マーケットの仕組みとしても、世界で同様のマーケットがオープンしてはいるものの、iOS App StoreやGoolg Playのようにワールドワイド展開の仕組みは現時点で用意されていない。
【関連URL】
・カカオゲーム | カカオトーク – KakaoGame
http://www.kakao.co.jp/game/
・カカオトークのiOS版ゲームプラットフォームが本日オープン|株式会社カカオジャパンのプレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000003707.html
・ヤフー!がカカオジャパンに資本参加、全世界6500万ユーザー「カカオトーク」を共同展開 【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51766068.html
・世界アプリ市場 日本・韓国牽引でGoogle Playが台頭、iOS売上では中国が6位に浮上【増田 @maskin】
http://techwave.jp/archives/51778500.html
日本特化マーケットとはいえカカオ・ヤフー連合の勢いの強さは特筆すべきもの。そもそも、GooglePlayの世界売上で「パズドラ」に次ぐ2位にランクインしている「DragonFlight for Kakao」は韓国市場だけでここまでの力を持っている。LINE POPは3位。国ごとに分割されたマーケットとはいえ、この動きは注目すべきだと思う。スマホコミュニケーションの核となっているのは東アジアと呼ばれる日本と韓国。そのプラットフォームと連携したゲームが、世界トップになっているということは、創造以上に大きな潮流の発生を予感させる。
変化し続ける高エネルギー生命体。8才でプログラマ、12才で起業。18才でライター。道具としてのIT/ネットを追求し、日米のIT/ネットをあれこれ見つつ、生み伝えることを生業として今ここに。1990年代はソフト/ハード開発&マーケティング→週刊アスキーなど多数のIT関連媒体で雑誌ライターとして疾走後、シリコンバレーで証券情報サービスベンチャーの起業に参画。帰国後、ネットエイジ等で複数のスタートアップに関与。関心空間、@cosme、ニフティやソニーなどのブログ&SNS国内展開に広く関与。坂本龍一氏などが参加するプロジェクトのブログ立ち上げなどを主導。 Rick Smolanの24hours in CyberSpaceの数少ない日本人被写体として現MITメディアラボ所長 伊藤穣一氏らと出演。活動タグは創出・スタートアップ・マーケティング・音楽・子ども・グローカル・共感 (現在、書籍「共感資本主義」「リーンスタートアップ」執筆中)。@宇都宮ー地方から全国、世界へを体現中。