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Foxconnのアクセラレーター出身のオーストラリアのスタートアップ「Sonder Design」が開発したキートップを自由にカスタマイズできるキーボードがApple製品に組み込まれるかもしれない。Apple CEOのTim Cook 氏とSonder DesignのCEO Francisco Serra-Martins 氏が面談したというのだ。英紙が報じている。
報道によれば、中国・北京の精華大学で開催されたFoxconnグループ会社のイベントで、Sonder Design社の技術を使ったApple製品のプロトタイプがデモされたという。Foxconn International HoldingsはApple製品の生産パートナーで、同日、Tim Cook氏もSerra-Martins氏も中国に入国していた。
「Sonder Design」はオーストラリア・シドニーに籍を置くスタートアップ企業で、Foxconnから出資を受けている。キートップに電子ペーパーを使用し、表示内容から機能まで自由にカスタマイルできるキーボード「Sonder KeyBoard」を開発。キートップのフォントを変更するのはもちろん、ショートカットやカスタムアイコンを配置することもできる同製品は、すでに199ドルで予約販売を開始している。なお、電子ペーパーにはKindleと同じE Ink社のものを使用している。
【関連URL】
・SonderDesign
https://www.sonderdesign.com
・Apple in talks to acquire Australian startup Sonder in quest for ‘magic keyboard’ – reports [link]
モノとして美を追求していた故スティーブ・ジョブズ氏にとって、表面のカスタマイズは容認できるのだろうか? 少なくとも製品の相性としては差し支えなさそうだ。必要かどうかというと、僕自身はキートップ無刻印キーボードを使用しているほどではあるが、ゲームや特定用途のカスタマイズにはフィットしそうだ。ソニーのファッション活用とは異なるもう一つの流れと認識するのが妥当。買収については、現時点では、憶測の範囲を出ていない。買収するほど成長するマーケットには見えないが、アップルブランドとの関係を保持するために出資提携などをするのは十分可能性があると思う。