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2016年4月14日、株式会社朝日新聞社(代表取締役社長: 渡辺雅隆)が、オウンドメディア支援事業などをてがけるサムライト株式会社(代表取締役: 池戸聡、取締役会長: 柴田泰成)の全株式を取得してグループ会社化することを発表した。
朝日新聞社はサムライト社の発行済み全株式を、既存株主であるグリーベンチャーズ株式会社が運営するAT-I投資事業有限責任組合、代表取締役である池戸聡氏、取締役会長で創業者の柴田泰成氏、ソラシード・スタートアップス投資事業有限責任組合(柴田泰成氏が代表パートナー)から4月下旬に取得予定とのこと。
柴田氏、池戸氏は4月下旬に開催予定の同社臨時株主総会で再任、社名は変わらず朝日新聞社からは取締役1人が加わる予定と発表。
約100社のオウンドメディアの立ち上げ・運営支援を行ってきたサムライト社は、朝日新聞社のグループ会社になることで共同営業で顧客を拡大、朝日新聞社のコンテンツ力・企画力を活かして広告商品の強化を図る。
グループ会社化に合わせて朝日新聞社では、5月に広告局を改組して発足するメディアビジネス局で、既存広告商品と併せて広告主に商品提案していくことを発表した。
【関連URL】
・朝日新聞社グループ入りで合意 オウンドメディア支援事業で連携
蛇足:僕はこう思いました
メディアに携わってきた自身としては、非常に驚いたニュースだった。新聞社による企業買収は今後も増えていくのだろうか。紙メディアとWEBメディアの融合などが騒がれて久しい。オウンドメディア事業をてがける企業も複数あるが、業界構造の変化についても気になる部分だ。注視して追っていきたい。