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米Facebookは2016年2月25日、タイムラインにフルスクリーン&リッチな体験が可能となる広告プラットフォーム「Facebook Canvas」を正式に開始した。サイトでは利用登録の受付を開始しており、順次アナウンスされる模様。
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「Facebook Canvas」はタイムラインに表示される広告で、コンテンツをフルスクリーンで表示させるだけでなくインタラクティブ性を持ち、広告の中で商品を購入したり、スマートデバイスの動きに連動したりすることも可能。特にECなどの場合、商品をリッチな表現でブラウズし、そのままの遷移で購入するようなことも可能となる(参考:「Connecting People to Brands and Products on Mobile」という記事に詳しい)。
フルスクリーン型の広告は、滞在時間やクリック率が高いと言われているが、あきられるのも早い。ただ、Facebookは、タイムラインの中にニュースサイトなどの記事を表示させる記事コンテンツ配信プラットフォーム「インスタントアーティクルズ(InstantArticles)」を展開しており、ソーシャルネットワーク内の「もうひとつのインターネット」における独自の世界観を完成させる狙いがあると思われる。なお、「インスタントアーティスクズ」は現在、一部メディアと共に展開しており、2016年4月12日に開催される「F8」カンファレンス移行に一般パブリッシャーに向け公開する計画。
「Facebook Canvas」のコンテンツ開発に特別な開発ツールやコーディングは不要で、オンラインのツールで準備ができるとのこと。
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【関連URL】
・Facebook Canvas: A New Space for Big Ideas
https://canvas.facebook.com/
リッチ化は必然。フルスクリーン化は誰もが関心を持っている領域。しかし、両者ともに失敗が多い。Facebookの世界観やシステムに最適化することで吉と出るのか。人のネットワークから情報や商活動のネットワークへと進化するための一歩。InstantArticlesとCanvas Adsは必然の出会いと考えのが妥当のように思う。
一方で、気になるのはGoogleの動き、記事のソーシャルメディア最適化はAMP(https://www.ampproject.org/)対応で両者ともに進んでいる。ソーシャルメディアではGoogle+で失敗したGoogleが、今後どう動くのか注目される。